“心が無い”と書くけれど、実際は… 「無心」の意味を知る ラピス和尚の辻説法 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“心が無い”と書くけれど、実際は… 「無心」の意味を知る ラピス和尚の辻説法

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 毎週日曜午前8時からのラジオ番組『ラピスモーニング』(ラジオ関西)で、神戸大倉山・楠寺瑠璃光苑の住職、「ラピス和尚」さんの楽しい仏教うんちくを届けています。日頃なにげなく使っている言葉が、思いもよらない“ふか~い”意味を持っている。そんな感動をラジトピで連載していきます。11月22日放送回の辻説法は「無心」です。

無心

 心がないと書いて「無心」……。いろんな意味が想像されますが、いったいどんな意味なのでしょう?

 良寛和尚の句に「花無心にして蝶を招く」というものがあります。

 花は「蝶を招いてやろう!」と思って咲いてはいません。そりゃそうですね、生まれたときは誰もが無欲ですが、いつの間にか「こうなれば自分に都合がいいのに……」と欲を持つようになるのですね。

 そこで「無心」にもどり、自分が与えられた場所で、ありのままに輝くことが大切なのです。

 感謝しているときって、無欲ですよね。こういうことが無心なのだと思います。ああ、本日も勉強になりました!

ラピス和尚

※みなさまの知りたい禅語もぜひお寄せください!
ラジオ関西『ラピスモーニング』(lps@jocr.jp)まで。

■ラジオ関西『ラピスモーニング』公式サイト
https://jocr.jp/lps/



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ラピスモーニング | ラジオ関西 | 2020/11/22/日 08:00-08:20

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