日本のエーゲ海といわれ、オリーブ園は恋人の聖地として有名な『牛窓』。年間60万人もの来場がある“駄菓子のテーマパーク”「日本一のだがし売場」や、今年9月に国宝の「山鳥毛」も公開され話題となった刀剣の里もある、『長船』。さらに、竹久夢二の生家があり、音楽コンクール「夢二コンクール」も開催される『邑久』など、見どころたっぷりなのが、岡山県の南東にある港町、瀬戸内市だ。
そんな瀬戸内市がテーマに掲げているのは、「こどもの笑顔あふれる観光のまち」。このたび、子どもにもなじみ深い、あの料理に関するコンテストが行われた。
今年10月、個性あふれるお子様ランチを食べられるお店が、瀬戸内市の新しい観光スポットになってほしいとの思いから、市内の飲食店・宿泊施設を対象に開催されたのが、「お子様ランチ」のコンテスト。名付けて、「かくれ星★★★★★お子様ランチコンテスト」だ。各店舗それぞれの強みや好きなことを活かした『瀬戸内市』ならではの「お子様ランチ」が勢ぞろいしたなか、最優秀賞には、おふくろのカフェ(民宿おふくろの家)の「おふくろのお子島ランチ」が選ばれた。そのほか、入賞を果たしたランチを含め、「お子様」でなくても食べたくなるランチが、市内各所で楽しめる。
ちなみに、子どもにうれしいといえば、毎月第2日曜日は、「だがしおじさん」が子どもたちに「だがし」をプレゼントしている「牛窓朝市」が行われている。今年最後の開催となる12月13日には、マッシュルーム収穫体験やクルージングイベントなども予定されているとのこと。市内の朝市は世代に関わらず人気で、同じく毎月第2日曜日には牛窓で「オリーブマーケット」、毎月第4日曜日には備前福岡で「福岡の市」なども開催されている。
なお、瀬戸内市は、このコロナ禍のなかでも、全国で初めて、観光協会がプロの指導者とともに、責任をもって宿泊施設や飲食施設の会員をチェックし、安心・安全の認証する取り組みを進めている。
◆瀬戸内市観光協会
電話 0869-34-9500
http://www.i-setouchi.org/
◆「かくれ星★★★★★お子様ランチコンテスト」特設ページ
https://kirarisetouchi.wixsite.com/setokosamalunch