今秋に神戸国際展示場で行われた『国際フロンティア産業メッセ2020』。その西日本最大級の産業総合展示会と同時開催されたのが、「こうべしんきん ビジネスメッセ 2020」だ。今回、ブース出展社のなかから、有限会社ビルボード(本店:神戸市灘区弓の木町)マネージャーの工藤透さんに同社の取り組みを聞いた。
主に会社やスポーツ施設のユニフォームにプリント加工を行っているビルボード。ビジネスメッセでは、神戸信金のスタッフが羽織っている法被を、生地から縫製まで、すべて一貫して手掛けた。
「大変皆さんお似合いで」とうれしそうに話す工藤さん。「情報発信にもなりますし、やはり『動く広告塔』と私は呼んでおりまして、せっかく着るのであれば企業ロゴであったり、メッセージがプリントされているものを着て、一体感であったり、協調性、チームワークみたいなのが生まれればと思って(この仕事を)続けています」と仕事に対する想いを語る。
また工藤さんは同社の名前が入ったマスクをしている。「実はこれ、(プリントだけでなく)製品自体も作るようにしました。このコロナ禍でいろいろ感染予防グッズも作ろうということで、国産のマスクを作るようにしました」。
ブースにも感染予防グッズを取りそろえた工藤さん。「これからはユニフォームだけでなく、予防関連のノベルティであったり、衣類にとらわれないマスクであったり、そういったものにも手を伸ばさないといけない」と述べるとともに、様々なのものにプリントを手掛ける同社では「水と空気以外はプリントしたい」と意気込んでいた。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年11月24日放送回より
『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年11月24日放送回 音声