我慢の3連休「ずっと我慢の自粛グセ」「とにかく集客」「 『Go To』だけのせいにするのは…」思いさまざま

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 新型コロナウイルスの感染者が急増する中、「秋の我慢の3連休」が明けた24日、政府は感染が急拡大した大阪、札幌2市を、観光支援事業「Go Toトラベル」の対象地域から除外すると正式決定した。期間は24日から12月15日までの3週間。「我慢の3連休」何を思いながら過ごしたのか、街で聞いた。

神戸・三宮センター街
神戸・三宮センター街
大阪駅前
大阪駅前

■神戸市垂水区・サービス業男性(40代)「3連休、我慢も何も…家族はみな仕事でしたよ。派遣社員の妻はテレワーク、私は出勤、結局はどこにも行けなかったのですが、やはり 『Go To』は当面控えた方がいいんじゃないかなと思います」

■大阪市北区・主婦(20代) 「『Go To』 トラベルもイートも、今は必要ないです。3連休直前に 『Go To』 の見直しなんて遅すぎますよ。感染者数が増えてきていたのは政府もわかっていたはず。もっと早く対策できたはずです」

■明石市・会社員(30代)我慢の3連休、春の緊急事態宣言から、ある程度自粛するようになり「自粛グセ」がついてしまいました。 『Go To』 キャンペーン、経済を動かすためには必要です。あまりにもネーミングが上手すぎて、みんな一斉に出掛けてしまいましたが、いまとなっては「見切り発車」だったかなあと思います。一部の人だけが恩恵を受けているイメージが強いです。ちなみに私は、まったく 『Go To』を使えていないです」

京都・清水寺
京都・清水寺

■西宮市・会社経営(60代)「夫婦で神戸と京都へ出かけました。神戸は摩耶山から三宮にかけて、京都は紅葉をめでに永観堂や清水寺に。感染者が増えたのは『Go To』 の影響だけなんでしょうか? 日本人はうまくコロナと付き合えると思うんですよ。 例えばマスクや手指消毒(手洗い)、うがいなど、もともと習慣付いていますから。出かけることばかり、外食することばかりを責め立てるのではなくて、生活習慣の緩み、油断を見直すべきだと思います。それが医療崩壊を防ぐことにつながることになるんじゃないでしょうか」

姫路・大手前通り
姫路・大手前通り

■姫路市・飲食業(50代)「『Go To』 イート、予約の激減に戸惑う私たち店側と、ポイントをとにかく消化したいというお客さんの対応に困っています。飲食店の多くは、お店のファンになってもらうべく努力して集客し、繁栄や維持をしてると思いますが、今回はそれとは違う形で、集客のみを狙ったものだったと思います。飲食店の本来のあるべき形が変わってしまったのか、変わらないとやっていけないのか。コロナで経営が危い状況だと、なんでもいいから集客しないと、と思ってしまいます。でも結局「この店に来てよかったな」と思ってもらうためには、いかにお客さんが 『Go To』 イートで得をするかを考えないといけない。接客の質や味の良さよりもお客さん集めだけに徹しているのは辛いです」

■ホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区)では、インバウンド(訪日外国人客)が以前の1%程度に激減も、支援事業で国内客がインバウンドの減少分を補うまでに増加。11月21・22日の客室稼働率は8~9割に戻り、例年並みの水準に回復していた。広報担当者は「支援事業からの除外で懸念はあるが、お客さまの安心安全を最優先したい。リモートワークやビジネスでの利用も模索したい」と話す。       

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