巨大バッグに思いさまざま…Uber Eats 配達パートナー、きょうも走る! | ラジトピ ラジオ関西トピックス

巨大バッグに思いさまざま…Uber Eats 配達パートナー、きょうも走る!

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「ウーバー歴2年です。それまでは仕事も転々としていました。アパレルの販売に、スポーツジムのインストラクター。好きな時間に働けるのはいいですね。今年、ニーズは本当に増しましたよ。だんだんほかの配達業者さんも増えて、競争は激しいです。特に夏は暑くて大変でした。でも背負うバックは温度調節がしっかりできますから、夏もお料理は傷まないし、冬も保温したまま届けることができます。仕事がないときもあったけど、これが派遣の仕事と並行して生活の糧になりました。もともと体力には自信もあったので、この仕事が水に合ったのかな」

Uber Eats 女性も活躍、体力勝負で!

「いつもデリバリーのオーダーをいただくイタリアンレストラン、これまでだったら生き生きしてたお店の人たちも、4月に緊急事態宣言が発令されたときは、少しこわばった表情で『しばらくお店を休業するから、デリバリーをお願いすることがなくなってしまう。ごめんね』と声をかけてくれたり。でも、夏から秋に少しづつお客さんが増えてきたりすると、お店の明るい雰囲気も戻ってきたりね。飲食業はまったく知らなかった私ですが、お店の人から食品ロスの問題や、きめ細かいサービスについても教えてもらうことが多いです。ただ料理を提供するだけじゃなくて、思いを料理に込めているお店って多いですよ。ここにきて第3波、また営業自粛要請が出ていますが、私は去年よりも忙しいです。だって、去年のクリスマスの時期はみんなお店でお食事していましたよね。それなりに飲み会もありましたし。でも今年は『おうちで』が当たり前になってしまいました。きょうも5件回りました。これから6件目。早く行かないと、チーズハンバーグ、チーズが固まるから……行ってきます!」

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画像提供 Uber Japan
画像提供 Uber Japan

 フードデリバリー業界はウーバーイーツ、出前館が2強とされ、新規参入も相次いでいるため競争も激しい。ウーバーイーツを運営するウーバージャパン(本社・東京都渋谷区)は配達パートナーの実数を公表していないが、新型コロナウイルスの影響による失業者が7万人を超える中、雇用の受け皿となった側面もあり、2020年は大きく雇用者数が増えたとみられる。配達パートナーは「個人事業主」。労災保険や雇用保険、最低賃金など労働法規による保護がないというリスクもある。

 こうした雇用形態のあり方に加え、運転マナーの向上や事故防止など、需要の高まりとともにさまざまな課題も浮上している。

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