今秋に神戸国際展示場で行われた『国際フロンティア産業メッセ2020』。その西日本最大級の産業総合展示会と同時開催されたのが、「こうべしんきん ビジネスメッセ 2020」だ。今回、ブース出展社のなかから、株式会社ヤマオカ(本店:神戸市西区北別府)代表取締役の山岡鉄也さんにコロナ禍の情勢や同社の取り組みを聞いた。
「住まいのやまおか君」として、主に外壁塗装や雨漏り補修を行う、株式会社ヤマオカ。今回のブースでは「防水塗膜」を展示。通常のペンキとは違い、塗膜に伸び縮みする性質を持たせた、非常に割れにくい、剥がれにくいという塗料の利点をアピールしていた。
外壁塗装は春か秋が理想的といわれるなか、同社は冬であっても夏であっても品質が変わらないよう企業努力を重ねている。「皆さんの都合の合うタイミングで依頼してくれれば」(山岡さん)と胸を張った。
台風の大型化や雨風が強くなっている昨今、雨漏り補修の需要については「年々、雨漏り修理の依頼も増えています」。同社では『雨漏り119』という組織に加盟し、雨漏り解決100パーセントを掲げて、作業にも取り組む。
一方、コロナ禍での状況について「たとえこのコロナが落ち着いたとしても、次々なにか問題は出てくるかと思います。企業というのは先手を打って何か対策を講じていかないといけないと思っていますので、時代の流れに沿った仕事を頑張っていきたい」と、先を見据える山岡さん。「こういう時期は自然災害やコロナのような問題も増えてきます。そういった所にも順次対応して、お客様に安心していただけるように、地に足の着いた商売をさせていただきたいと思っています」と前を向いた。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年12月1日放送回より
『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年12月1日放送回 音声