今秋に神戸国際展示場で行われた『国際フロンティア産業メッセ2020』。その西日本最大級の産業総合展示会と同時開催されたのが、「こうべしんきん ビジネスメッセ 2020」だ。今回、ブース出展社のなかから、株式会社ヒラク(本店:神戸市北区君影町)代表取締役の後藤克人さんに同社の取り組みを聞いた。
車用日よけ傘、ソーラーシート傘を取り扱うヒラク。災害などで電気がない場所や僻地などで電気がある程度確保できるようにと発案。車用の日よけ傘のシートがソーラーパネルになっており、シートの先に外部バッテリーをつなげて発電するというものだ。
通常は家庭の電気からバッテリーを充電し、車に持っていくというのが一般的だが、シートのソーラー発電をそのままバッテリーにつないで蓄電できるため、いわゆる“小さな発電所”に。サンバイザーで発電できるというものもあり、車のバッテリーに直接つなぐことで車のバッテリーがあがることもなくなったり、外部バッテリーに蓄電し他の用途にも扱えるとのこと。
こういった発想について後藤さんは「いろいろ切磋琢磨して、こういうモノがあったらいいなと思い、業者に頼んで作ってもらったというのが正直なところ」と語った。また出展ブース訪問者の中には「クルーザーの屋根に取り付けて運用したい」と、同社の商品を購入した人もいたそうだ。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年12月8日放送回より
◆『こうべしんきん三上公也の企業訪問』アーカイブ記事
https://jocr.jp/raditopi/tag/mikami-company-visit/
◆『こうべしんきん三上公也の企業訪問』番組ブログ
https://jocr.jp/houmon/
『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2020年12月8日放送回 音声