映画『ノッティングヒルの洋菓子店』 お菓子と女性は強い絆で結ばれている!? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

映画『ノッティングヒルの洋菓子店』 お菓子と女性は強い絆で結ばれている!?

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

この記事の動画を見る

ノッティングヒルの洋菓子店
© FEMME FILMS 2019

 映画評論家・増井孝子が注目映画を紹介する「おたかのシネマDEトーク」。今回ご紹介するのは『ノッティングヒルの洋菓子店』!

 ノッテイングヒルというのは、英国のロンドン西部の高級住宅街。カフェやレストランが多いおしゃれな街。特にここが憧れの街になったのは、あの映画の影響かも?

 それは、ジュリア・ロバーツが演じるハリウッド女優・アナと、ヒュー・グラントが演じる冴えない書店主・ウィリアムのロマンチックな恋を描いた、1999年のロジャー・ミッシェル監督、リチャード・カーティス脚本「ノッテイングヒルの恋人」。

 エルビス・コステロの歌う“She”も印象的で日本でもヒットし、ロンドンに行ったらこの街を訪ねなくては……と、特に若い女性に人気のスポットになったこのエリア。

 そのノッテイングヒルのゴールボーンロードに洋菓子店を開こうと、パティシエのサラと親友のイザベラ(シェリー・コン)は大はりきり。ところが、突然のサラの事故死で、計画はしょっぱなから頓挫してしまう。

 借りた店舗の解約もできず、困ったイザベラはサラの娘のクラリッサ(シャノン・ターベット)と、生前に仲たがいをしてサラとは絶縁中だったサラの母親のミミ(セリア・イムリー)に協力を頼み、何とか店のオープンにこぎつけようと大奮闘。

 そんなとき、パティシエの募集を見てやってきたのが、ミシュランの2つ星の店のスターシェフのマシュー(ルパート・ペンリー=ジョーンズ)だった。

 実は、マシューはサラの元カレ。もしかして、クラリッサのパパ?

 製菓学校で同級生だったというサラとマシューとイザベラ。窮状をみかねて応募してきてくれたマシューを雇い、何とかオープンにこぎつけた洋菓子店は“Love Sarah”と名づけられ、色とりどりのスイーツを並べ、開店の日を迎えた。

LINEで送る

関連記事