空き家や農業の人手不足などの問題を抱える「里山」の人々。一方、里山体験してみたい、興味があるという「街中」の人々。双方の人々のつながりを作ればWin-Winの関係が築けるのでは? そんな発想から始まったのが「さとまちガイドラボ」という取り組みだ。
ラジオ番組『週明けクマチャンネル』(ラジオ関西)12月21日の放送では、さとまちガイドラボ事務局の平櫛さんと、兵庫県地域創生局の木元さん、そして、「関係人口創出・拡大スクール」の菅原さん、フォトグラファーの吉村さんがゲストとして出演した。
吉村さんは、兵庫県内のさまざまな里山で行われる行事や個人で撮った写真を提供しているフォトグラファー。「各地域の美しい景色や食べ物を、多くの人に共有して、地域を元気にしていきたい」という想いで、日々シャッターを切っているそうだ。そんな吉村さんは、さとまちガイドラボが企画している写真投票合戦「みどりのフォトバトル」で、2回連続チャンプフォトを受賞している。
「みどりのフォトバトルとは、参加者全員が自分の撮影した”緑に関わるフォト”を紹介し、参加者全員で投票してチャンプフォトを決める、という新しいフォトバトルの形です。投票審査をする際は”自分が現地に行って写真撮影してみたいか?”が基準になっています」(平櫛さん)
スタジオでは、吉村さんが実際にチャンプフォトを受賞した写真を紹介。第2回大会で吉村さんが撮影したのは、佐用町のひまわりだ。うつくしい青空と、太陽を見上げるように咲く大輪のひまわりを見て、番組パーソナリティーのクマガイタツロウも「これは元気をもらえる」とコメントした。
一方、「関係人口創出・拡大スクール」で、事務局サポーターをしている菅原さんは「世界を変える情熱家として、事務局サポーターとして、さとまちガイドラボのナビゲーター・アンバサダー・フォトグラファー・ボランティア、そしてそれらをまとめるコーディネーター、すべてを応援し、サポートしています!」と、エネルギッシュで熱い想いをのぞかせた。菅原さんは、12月26日(土)の10時から行われる「オンライン・ナビゲーターカフェ」の、司会・進行を務めることになっている。
2021年1月23日(土)には、「第4回 関係人口創出・拡大スクール」が開催される。詳細はホームページで今後掲載される予定なので、興味がある方、受講してみたいという方は要チェックだ。
「さとまちガイドラボ」(ひょうご関係人口案内所)公式サイト
https://www.satomachi-guide-lab.com/
「第4回 関係人口創出・拡大スクール」(「夢かなうひょうご」ホームページより)
https://www.yume-hyogo.com/event/?post_type=ai1ec_event&p=10210/