サッカー・J1のヴィッセル神戸は7日、MF井上潮音選手(23)が東京ヴェルディより完全移籍で加入することに決まったと発表した。
神奈川県藤沢市出身の井上選手は、小学生年代から東京ヴェルディの育成組織でプレーし、トップ昇格した2016年にJ2デビューを果たした、ヴェルディ生え抜きの至宝。167センチと小柄だが、攻撃的なポジションやボランチで、その巧みなテクニックをいかしてチームを牽引。近年のJ2でも注目の逸材のひとりで、J2では117試合7得点の実績を持つ。
井上選手はクラブを通じてコメントを発表。「東京ヴェルディから来ました、井上潮音です。このクラブのために自分が持っている力を最大限出してチームの勝利、そしてタイトル獲得に貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と意気込みを述べている。
2021年シーズン、ヴィッセルの新戦力では、井上選手のほかに、昨年9月に前橋育英高校MF櫻井辰徳選手(18)の加入内定が発表されている。また、今月6日には、昨シーズン横浜FCでプレーしていたDF小林友希選手(20)が期限付き移籍から復帰することが決まっている。