「西播磨フルーツ∞(エイト)プロジェクト」という取り組みをご存知だろうか。この取り組みは、兵庫県西播磨地域の新たな魅力づくりの一環として発案され、スタートした。
西播磨は、兵庫県の西部にある「相生市・たつの市・赤穂市・宍粟市・太子町・上郡町・佐用町」の7つの町で成り立つ地域。ここでは揖保川や千種川といった清流に恵まれた肥沃な土俵と、多様な自然といった地の利を生かし、1年を通して甘くておいしい多彩なフルーツが栽培されている。
そんなフルーツの中から、【みかん、ゆず、いちご、メロン、ぶどう、いちじく、うめ、山椒、りんご、ブルーベリー】の10種類を選び、そのフルーツの食べ頃情報や、さらにおいしく食べれるレシピを紹介。他にも収穫体験や、生産物を使ったイベントを実施、また、食材を生かした商品の提供など、いろいろな人たちに西播磨のおいしいフルーツを知ってもらおうというプロジェクト。それが、「西播磨フルーツ∞プロジェクト」だ。
プロジェクトには、西播磨のフルーツにかかわる生産者やお店などが参加。その中でも今回は、イチゴの収穫体験ができる「ありなしファーム」、そして、地産のフルーツを使用したジェラートを生産・販売している「ジェラートショップTETE」を紹介する。
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◆「ありなしファーム」
赤穂市有年原にあるイチゴの観光農園「ありなしファーム」。JA兵庫西いちご部会に所属する生産者の森田知善さんのいちご農園だ。
「ありなしファーム」は、敷地面積が1500平方メートルあり、ビニールハウスの中でイチゴを栽培している農家だ。「あきひめ・紅ほっぺ・恋みのり」の3品種のイチゴを育てている。そしてここでは、収穫時期になると「いちご狩り」も開催している。
「いちご狩り」では、時間内ならば3品種の食べ比べも可能だという。他ではなかなか体験できない楽しみ方だ。また「ありなしファーム」で育つイチゴはとても大きなサイズで、1つでも食べ応えがある。さらにとても甘い! ビニールハウスの近くで直売も行っており、すぐ食べたい人にもおすすめだ。
◆「西播磨フルーツ∞プロジェクト」
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