『女芸人No.1決定戦 THE W 2020』準優勝のお笑いコンビ、紅しょうが(熊元プロレス・稲田美紀)の稲田が、よしもと☆のびしろアワー『紅しょうがのきざまんといて!』(ラジオ関西)で、最近お見合いしたことを告白した。
稲田美紀32歳。女漫才師。独身。
以前から母には「芸人なんかやめて早く結婚してくれ」と言われており、毎年、誕生日が近づくと母はひとりで結婚相談所に行き、娘の結婚について相談しているそうだ。
この1月に誕生日を迎えた稲田に、母は「親孝行だと思って、一度、結婚相談所について来てくれ」と懇願。渋々だったが、母とともに結婚相談所へと足を運んだ。
担当の50代くらいの女性に「お母さんのことを思って登録してほしい」と熱心に言われ、書類をいろいろと書いたという稲田。さらには大学の卒業証書、独身証明書なども提出し、費用を聞くと、なんと30万円を超えていたそう。もちろん母が全額出している。母の本気さを感じ、稲田は泣いた。なぜか、担当の50代女性も泣いた。「お母さんのこと考えてあげてー!」と泣いていた。
登録を済ませて数日すると、早速1件、お見合いの申し込みがあった。行動の早い稲田はすぐに会う約束をした。
お見合いでは「1時間、とあるホテルのラウンジでコーヒーを飲みながらおしゃべりをして、お互いに気に入れば次のステップへと進むことができる」ルールがあるという。
ホテルに着くと仲介人から「あちらの男性です」と紹介された。お見合い相手のいる席へと向かい、男性をひと目見た瞬間のことだった。スーツの後ろの裾がズボンの中に入っており「うわっ!」「無理!!」となった。遠回しに「普段はスーツとか着られないんですか?」と聞くと「着ます」と答えられた。「普段着てるやつがジャケット後ろに入ってるかな!!」、心の中の女漫才師・稲田が大きくツッコミを入れる。
最悪のスタートを切ったお見合いは話が弾むことなく60分が経過し、終了。破断となった。
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