女子サッカー「WEリーグ」初代チェアで奮闘、岡島喜久子さん「私がやるしかないだろう」

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 今秋から始動する日本女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」。その初代チェアとして陣頭指揮をとる岡島喜久子さんが、先日、INACレオネッサの応援ラジオ番組『カンピオーネ!レオネッサ!!』(ラジオ関西)に電撃生出演。チェア就任オファー時のエピソードを語った。

WEリーグ初代チェアの岡島喜久子さん(中央)と、ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』パーソナリティーの近藤岳登(左)と赤﨑夏実(右)(写真:ラジオ関西)※撮影時にマスクを外していただきました
WEリーグ初代チェアの岡島喜久子さん(中央)と、ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』パーソナリティーの近藤岳登(左)と赤﨑夏実(右)(写真:ラジオ関西)※撮影時にマスクを外していただきました

 岡島チェアは早稲田大学卒業後、ケミカルバンク(現JPモルガン・チェース銀行)やメリルリンチなどで勤務し、トレーダーとして活躍。1991年から2020年までアメリカに在住していた。サッカーとの関わりも深く、日本初の女子サッカークラブ「FCジンナン」でプレーし、日本女子代表にも選ばれた実績を持つ。1984年には日本女子サッカー連盟の事務局長にも就任。1996年にはアトランタオリンピックで日本女子代表のスカウティング業務もサポートした。

 番組パーソナリティーの近藤岳登、赤﨑夏実とともに、元気な声でラジオに臨んだ、岡島チェア。「30年かけて、サケが帰ってくるみたいに、生まれたところに帰ってきた(笑)」と、サッカー界とのつながりを表現し、早速スタジオを沸かせた。

「アメリカでも仕事をしながら、サッカーに関わりつつ、いろいろ見ていた」という岡島さんが、初代WEリーグチェアになるきっかけとなったのは、2018年に行われた「メキシコオリンピック50周年記念記念パーティー」。代表チームOB・OGメンバーとして参加すると、一緒になった元日本代表の金田喜稔さんに「君みたいな人がサッカーやってたの? Jリーグにぜひ女子のチームを作ってもらいたいんだよ!」と呼びかけられ、その場でJリーグの村井満チェアマンを紹介されることに。そこからスポンサー探しなどを陰ながら手伝っていたところ、昨年6月に「(WEリーグの)代表理事(チェア)になってくれ」と突然電話ががかってきた。

「『ちよっと考えさせてください』という間もなく、夫にも相談せず、「その場で『じゃあ、やります!』と即答しました。『私がやるしかないだろう!』という思いでした」

 後日、日本サッカー協会女子委員会の今井純子委員長からは「まさかそんなにすぐに引き受けてくれるとは思わなかった」と言われたという。

「私にはこれまでのビジネスでの成功体験があったり、アメリカでボランティアとして長年いろんなことをやって、理事なども経験しましたので、パッと聞いたときには、『これはできそうかな』と思ったのですが……実際の任務は思っていた以上に、100倍大変です(笑)」と、岡島チェアはラジオで本音も打ち明けていた。

WEリーグ初代チェアの岡島喜久子さん(右)と、INAC神戸レオネッサの安本卓史社長(左)(写真:ラジオ関西)
WEリーグ初代チェアの岡島喜久子さん(右)と、INAC神戸レオネッサの安本卓史社長(左)(写真:ラジオ関西)

(文:黒川良彦)


【一般社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)公式HP】

※ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』2021年2月22日放送回より

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