岡山・美作地域の特産品「黒豆」で作ったみそを使用している、西本農園(美作市長内)の「農園キムチ」。米麹の甘さとコク、そして粉唐辛子の辛味が重なる味わい深い発酵食品は、甘党でも楽しめる。岡山県美作県民局による令和2年度の「美作の特産品ブラッシュアップ事業」において、関西圏(大阪)でのモニタリング参加者が「また買いたい商品」に選んだのが、この一品だ。
西本農園では他にも、2日間塩漬けした後に水を切ったなすと、からし、麹を加えて甘ダレと混ぜ合わせた「辛子なす」や、辛さ控えめで食感もよく、ふりかけ感覚でそのままご飯にかけて食べたり炒め物などの調味料としても使える「食べる野菜ラー油」などが人気だという。
西本農園は、もともとは建築業の会社。平成21年度岡山県建設業新分野進出支援計画の承認を受けたことをきっかけに、現在、作物の生産、加工、販売を行っている。農業の6次産業化を通じ、地域の発展と雇用の拡大、そして耕作放棄地の削減にチャレンジしている。
「農園キムチ」「辛子なす」「食べる野菜らー油」、ごはんや酒のおともにしたい、美作が生んだ“逸品”だ。
※ラジオ関⻄『羽川英樹ハッスル!』2021年3⽉4⽇放送回「岡山県北 ハッスル情報」より
【西本農園 HP】