児童・生徒の交通安全ポスターコンクールの優秀作品を使用した2021年春の兵庫県・交通安全ポスターが完成し、お披露目された。
これは、一般財団法人兵庫県交通安全協会が、毎年、春と秋の全国交通安全運動に合わせて作製しているもの。今回は加古川市立若宮小学校1年・阿見杏奈（あみ・あんな）さんの作品が採用された。
児童・生徒の交通安全ポスターコンクール小学1年の部銅賞の阿見さんの作品は、横断歩道を笑顔で渡る小学生を描いたもの。春の全国交通安全運動の運動重点の一つである「子供と高齢者を始めとする歩行者の安全の確保」にふさわしいものであり、春は新入学、新入園の時期ということもあり、今回、春の交通安全ポスターに選ばれた。
8日に加古川警察署で行われたポスター贈呈式で、阿見さんは「横断歩道のルールが交通安全に大切だと思い、ポスターにしました。ポスターで横断歩道を渡っているのは、自分とお母さんをイメージして描いています」と作品について説明。「今回、春の交通安全のポスターに選ばれてとてもうれしかったです。たくさんの人に見ていただいて、交通ルールを守ってもらいたいです」と、笑顔で思いを述べていた。
児童・生徒の交通安全ポスターコンクールは、毎年、一般財団法人兵庫県交通安全協会が主催（後援は兵庫県、兵庫県警察）して行われている。令和2（2020）年度は県内の応募総数5702点から優秀作品50点（小・中学校は学年ごと、高校は全学年から最優秀賞、金賞、銀賞、銅賞、佳作それぞれ1点を選出）を選び表彰。選ばれた優秀作品の中から、春、秋の交通安全ポスターやチラシ、ポケットティッシュなどのデザインとして活用できるものが選ばれている。
A2サイズの交通安全ポスターは2,000枚を作製され、3月中旬から4月上旬にかけて県内各所に掲示される。
