高校生が訴える環境問題への警鐘「他人事ではない」

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 お天気キャスターとして活躍する気象予報士・防災士の正木明さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組『正木明の地球にいいこと』(ラジオ関西)。3月1日の放送では、前回に続いて「兵庫高校生環境未来リーダー育成プロジェクト」に参加した高校生に、環境問題への取り組みや思いについて、話を聞いた。

 脱炭素社会に向けて『2050年を見据えた次代の環境創造活動を担うリーダー』を育てようと、高校生を対象に行われた「兵庫高校生環境未来リーダー育成プロジェクト」。2020年秋からの計4回の研修では、講義やワークショップなどを通じて地球環境問題に関する理解を深め、最終回となった今年の1月23日、7つに分かれた各グループが研究発表を実施した。

◆「若者がまずは環境問題を自分ごととして捉えなければ…」

「中学校3年生の時に環境活動家の話を聞く機会があり、そこで気候変動に関心を持った」という、夢前高校1年の向山遥温(むこうやま・はる)さん。ゴミ拾いをしたり、防災士の資格を取得するなど、環境問題を考えながら活動するなか、「1人ですることにはどうしても限界がある」と感じ、同じような思いを持つ同世代が集う「兵庫高校生環境未来リーダー育成プロジェクト」に参加した。

 今回のプロジェクトで向山さんが取り組んだテーマは、「高校生エシカル推進委員会」の設置。もともと「倫理的な」という意味を持つ、「エシカル」。最近では環境への配慮という観点から、「環境保全」や「社会貢献」を表すものとしても広がり、「エシカル消費」という言葉も世の中に出回っている。

 向山さんたちは、「高校生が主体となって社会問題について考え、県や企業に提案をしたり、各高校や各地域での活動の後押し、活性化などを行う」高校生エシカル推進委員会を全国規模で作ることが、未来にとって重要だと考える。

「気候変動の影響を一番受けるのは、僕たち若者の世代。若者がまずはその問題を自分ごととして捉えて行動していくことが、大人が行動するきっかけにもつながる。そして、気候変動の解決にもつながっていく」

 そう述べる向山さんの夢は、「世界中の人が幸せを感じることができる世界を作り上げること」。そのためにも、社会問題、気候変動問題の解決に向けて、活動を続けることを誓っていた。

◆「プロジェクトで学んだことを日常生活に活用したい」

「環境問題についてはなかなか学校で詳しくやらないもの。そのなかで、いろんな学校の高校生と集まって話し合えるというのは、めったにない機会。ぜひ参加してみたいなと思った」と、「兵庫高校生環境未来リーダー育成プロジェクト」の門を叩いたのは、兵庫県立姫路東高校1年の時本茉弥(ときもと・まひろ)さん。


◆『正木明の地球にいいこと』ホームページ

LINEで送る

関連記事