サッカー・J1のヴィッセル神戸は18日、3月25日の国際親善試合および3月30日のFIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選の日本代表(SAMURAI BLUE)メンバーにGK前川黛也選手(26)とFW古橋亨梧選手(26)が選出されたと発表した。
このうち、初選出となった前川選手は、関西大学を経て2017年からヴィッセルでプロの道を歩むと、昨シーズン途中から正守護神に。191センチの長身をいかしたハイボールへの強さや、勇猛果敢なゴールキーピング、足元の正確性などの特長を、プロの世界でさらに鍛え上げてきた。昨年のACL(AFCチャンピオンズリーグ)ではクラブ初となるベスト4進出の立役者に。今季もここまで公式戦全6試合にフル出場中だ。また、父・和也氏もかつては日本代表GKとして活躍した実績を持ち、親子での代表入りが実現した。
前川選手は「いつも応援ありがとうございます。周りの皆様のおかげでこうして選ばれることができました。謙虚に更に成長してきます。ただ、代表にいくからには絶対に貢献します」とクラブを通じて意気込みを述べている。
また、2019年11月以来の日本代表入りとなった古橋選手は、「日本代表に選んでいただきありがとうございます。W杯予選もあるので勝利に貢献できるよう戦術を理解し、自分らしく結果を求め、感謝の気持ちを持って楽しんできます」とクラブを通じてコメントを発表している。
サッカー日本代表は3月25日に韓国代表と日産スタジアム(神奈川県横浜市)で国際親善試合を行い、3月30日にはW杯&アジア杯予選でモンゴル代表戦(千葉県千葉市、フクダ電子アリーナ)に臨む。