大本さんはこうした障がい者雇用の取り組みの広がりを、特例子会社の集まりや、ジョブコーチの集まり、障がい者同士の交流などから感じることがあるそうだ。濱田さんは「障がい者の交流」に興味があるようで、「どんな会話があるのか聞いてみたい。“俺のジョブコーチさあ~”みたいな愚痴もあるのかな」と、いつものブラックジョークを交えて話していた。
障がいを持つ方の社会進出に欠かせないのが、障がいを持っていない人の理解や意識。そのことについて大本さんは、「それぞれに人柄があり、その人の良さがあるので、まずそれを理解すること。障がいがある人とそうでない人の間には“手帳の有無”以外には明確な線引きはない。同じ障がいでも個性があるし、個別の対応が大事」と語った。
番組後半では障がいを持っている方が作った授産品を紹介するコーナー。この日ピックアップしたのは、淡路島産の牛乳を使った食パン「淡雲(あわぐも)」。
作っているのは、洲本市五色町の就労継続支援B型事業所「五色精光園あゆみの部屋」。素材と製法にこだわった食パンで、ふんわりとやわらかい食感、ミルキーな風味が特徴。名前の「淡雲」は食パンの形がふんわりとした雲の形に見え、食感もふんわりとしていることから、淡路島の淡と雲を使って「淡雲」とした。
濱田さんは「これはUCCのコーヒーが飲みたくなる」と、大本さんをヨイショ! 「生で食べたらふわふわして甘みがあり、トーストしたときのサクっとした食感が良い」とコメント。大本さんも「モチっとしておいしい」と、その味を楽しんでいた。
※ラジオ関西『PUSH!』2021年3月15日放送回【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】より
※【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】次回は4月にオンエア予定だ。
『濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信』2021年3月15日放送回