岡山県の北部、津山市。江戸時代には津山城の城下町として繁栄。当時の遺構や古い町並みが残り、津山城跡、城東・城西重要伝統的建造物群保存地区、津山洋学資料館、津⼭まなびの鉄道館、サムハラ神社本宮などが観光地として知られている。
1000本の桜が眼下に広がる姿を見ることができる津山城址で、今年は、3月27日から4月11日まで、桜まつりが開催予定だ。
その津山市で創業以来130年以上、一子相伝の和菓子を作るのが「旬菓匠くらや」。ここでは、老舗が送り出す花見の時期ならではの逸品を紹介する。
旬菓匠くらやの代表銘菓「いちま桜餡」は、ブッセ生地に美中大納言小豆のつぶあんをサンドしたお菓子。3~4月は、期間限定で桜餡を販売している。
津山の桜に合わせ、桜色の「さくらさくら」は、紅麹で桜色に染めた著蕷饅頭に桜葉ミンチを混ぜた漉し餡を包んだお菓子。桜色が女性の心をくすぐりそうだ。
柔らかいどら焼き生地に桜餡をサンドした季節限定どら焼きの、「生どら焼き桜クリーム」も人気商品。
そして、優雅な情景をイメージし、柔らかい羽二重餅に梅餡と白味噌餡を包んだお菓子の「衆楽雅藻(シュウラクガソウ)」。津山城の迎賓館として整備された衆楽園で詠まれた歌会の様子を、木版画で記録された本の題名が衆楽雅藻というそうだ。この衆楽雅藻は、今年3月中、JALのファーストクラスの茶菓として採用された逸品。
※ラジオ関⻄『谷五郎の笑って暮らそう』2021年3⽉23⽇放送回「岡山けんほく聴く物産展」より
「旬菓匠くらや 」
フリーダイヤル 0120-66-3182
【公式HP】