また技術センターでは、常に機材のメンテナスや管理を行い、他の制作スタッフの技術的なサポートを行っています。オンエアスタジオが「サブ」と呼ばれるのに対し「マスター」という言い方もします。
昨年の冬、ラジオ関西のスタジオではDAW(Digital Audio Workstationの略。「ディーエーダブリュー」や「ダウ」と呼ばれている)や、ラジオマスター室の機材が14年ぶりに更新されました。
そのときは、技術センターが深夜などにスタジオの更新作業を行い、今でも調整を行いながら、放送を運行しています。他にも、ラジオカー中継や、AM・FM電波塔の管理も行っています。ちなみにラジオ関西では、神戸本社の他に、AMの電波塔が淡路島に、中継局が豊岡にあります。またFM補完局でもあるので、FM電波塔が神戸市の摩耶山と姫路市の仁寿山に置かれています。
そんな、日々忙しい技術センターですが、なかでも放送技術のスペシャリストと言えるのが「陸上無線技術士」を持った人たちです。
陸上無線技術士は総務省の無線従事者資格の1つで、国家資格です。この1級陸上無線技術士の資格保持者がいればテレビ局やラジオ局を開設できます。逆に、この資格保持者がいなければ、送信機の技術操作を行うことはできません。(※現在は主任の無線技術士の指導のもと、無資格のものでも操作ができる制度もあります) ラジオ関西の技術センターには、現在3人の1級陸上無線技術士の資格保持者がいます。
技術センターは、1級陸上無線技術士から、生放送で音を調整するサウンドエンジニア、また昨今は減ってしまったラジオの公開生放送イベントでの音響エンジニアまで、様々な仕事をしています。
「音」へのこだわりと、安定してラジオを届ける責任感。裏方かもしれませんが、放送局の技術部、技術センターは、なくてはならない、大事な部署なんですね。
※ラジオ関西『おしえて!サウンドエンジニア』2021年4月4日放送回より
もし興味がある方は、ハガキで「技術センター」あてにお頼りをお待ちしています。技術センターが送る番組『おしえて!サウンドエンジニア』で読まれるかも……。
※ラジオ関西『おしえて!サウンドエンジニア』2021年4月4日放送回 音声

