3密避けて、地球に優しい観光を 兵庫・たつの市で超小型モビリティ レンタルサービスがスタート | ラジトピ ラジオ関西トピックス

3密避けて、地球に優しい観光を 兵庫・たつの市で超小型モビリティ レンタルサービスがスタート

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 童謡「赤とんぼ」を作詞した三木露風の生誕の地・兵庫県たつの市。今なお古い町並みが残り、しょうゆ、そうめん、海の幸などグルメも充実。春夏秋冬、どの季節に観光しても楽しめる街だ。

 たつの市ではこのほど、次世代型エコカーとして注目されている「超小型モビリティ」のレンタルサービスをスタートした。超小型モビリティとは、2人乗りの電気自動車。普通免許を持っていれば運転できるが、通常は公道を走ることができない。たつの市では、国から特別な許可を得て、市内限定での走行が可能になった。

 これまで観光客は、たつの市の中心部・JR本竜野駅(姫新線)からコミュニティバスやタクシーで観光地を巡っていた。もっと気軽に、コンパクトな乗り物で観光を楽しんでもらえないか……と、2020年9月から超小型モビリティの実証実験をスタート。半年間の実証実験で、観光客や地元住民の移動手段として手応えがあったという。

 超小型モビリティの利点は、2人乗りのコンパクトな車なので、道幅が狭いところも移動できる。エネルギーの消費効率は、ガソリン車の6分の1程度(※国土交通省ホームページより)。走行中は二酸化炭素を排出しないので、環境に優しいドライブが楽しめる。フル充電で、最大130キロメートルの走行が可能(※利用条件により異なる)。家庭用のコンセントから充電でき、市内には充電スポットも設けられている。コロナ禍で観光を控える人が多い中、少人数での移動手段があれば安心して観光を楽しめそうだ。

たつの市の超小型モビリティ「TAJIMA-JIAYUAN(タジマ・ジャイアン)」(画像提供:たつの市)
たつの市の超小型モビリティ「TAJIMA-JIAYUAN(タジマ・ジャイアン)」(画像提供:たつの市)
たつの市の超小型モビリティ「TAJIMA-JIAYUAN(タジマ・ジャイアン)」(画像提供:たつの市)

 たつの市は、兵庫県の南西部に位置する。北は新宮町から南は瀬戸内に面した御津町まで縦に長く、各地の見所も豊富。これからの季節、おすすめは、御津町新舞子浜の潮干狩り。2021年4月17日(土)から6月27日(日)まで開かれる予定だ。

 3密を避けながら、地球に優しい超小型モビリティでゆっくりのんびり、たつの市内観光を楽しんでみては。

(画像提供:たつの市)
(画像提供:たつの市)

【超小型モビリティレンタルサービス】
実施期間:2021(令和3)年4月1日~2022(令和4)年1月31日(年末年始12月29日〜1月3日は除く)
貸し出し場所:たつの観光案内所(JR本竜野駅西口)
予約:電話(0791-63-9955)またはメール(info@tatsuno-kanko.com)で対応
利用時間:10:00〜16:00
利用料金:1時間1,000円(1台あたり)
利用区域:たつの市内限定(高速道路など一部利用できない道路あり)
車両台数:2人乗り車両2台


【「超小型モビリティレンタルサービス」※たつの市公式サイトより】

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