医療現場から悲鳴 感染状況に2つの特徴 井戸敏三知事

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「まん延防止等重点措置」下にある兵庫県の井戸敏三知事は13日、ラジオ関西の生番組に出演し、「医療状況は危機的で、現場から悲鳴に近い声が上がっている。県民にはコロナにうつらない、職場や家庭に持ち込まない活動の徹底をお願いしたい」と呼びかけた。

井戸敏三・兵庫県知事(写真:ラジオ関西)
井戸敏三・兵庫県知事(写真:ラジオ関西)※写真は2021年2月に撮影したもの

 兵庫県の12日(月)の感染者は159人。「これは月曜日としては最多。1週間平均でも280.9人で、1週間で約2000人に膨れ上がる計算。県では病床の確保や宿泊療養施設の拡充に努めているが、医療現場からは、『これ以上の対応はできない。発生を抑えてほしい』という悲鳴に似た声が上がっている」と危機感をにじませた。

 井戸知事は、「直近1週間の感染経路を見ると、家庭内が58.8パーセントと6割近い」としたうえで「感染状況に2つの特徴がある」と説明した。「第一は、家族全員にうつってしまうこと。従前は子どもにはうつらなかった。それだけ感染力が強いということ。これは大阪や兵庫で流行している変異株だ」と述べた。

 第二の特徴として、「家庭にコロナを持ち込む人が誰かはわからないが、どこでうつって持ち込んでいるのか。一番リスクが高いのが飲食。外で飲食する時には十分に注意し、家族にうつさないように気遣っていただきたい」という井戸知事。「そのような意味で、飲食の場を提供している事業者のみなさんにも協力をいただいている。利用者である県民のみなさんにもご理解をいただきたい」とラジオを通じてコメントしていた。

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 20代の若者を中心とした感染拡大が継続していることから、兵庫県では若者向けに、「行動変容なんて簡単じゃない、でもね」(30秒)と題した啓発動画を制作している。



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