JR新快速、休日昼間25%減便 関西の鉄道各社、GWの運転本数削減 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

JR新快速、休日昼間25%減便  関西の鉄道各社、GWの運転本数削減

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 JR西日本は兵庫・大阪・京都3府県の緊急事態宣言発令中、5月1~9日の土曜・日曜・祝日の昼間の時間帯に、東海道線(琵琶湖線、京都線、神戸線)で新快速の運転本数を約25%減らす。大阪環状線も同期間の昼の時間帯の運行を約2割減らし、4月28日からの平日は一部の終電時刻を繰り上げる。宣言が延長された場合も、この対応を続ける。このほか、 関西国際空港と京都方面を結ぶ特急「はるか」は5月1日から当面の間、運行本数を減らす。 

JR新快速(神戸線・京都線・琵琶湖線)土日祝の昼間は運行本数25%削減
JR新快速(神戸線・京都線・琵琶湖線)土日祝の昼間は運行本数25%削減

 京阪電鉄は4月30日から宣言が解除されるまで、大阪・淀屋橋発の終電時刻を18分繰り上げ午前0時4分発に、京都・出町柳発を19分繰り上げ午前0時発とする。また、5月1日から宣言解除までの土曜・日曜・祝日は1日あたりの総運転本数を2割程度減らすという。

阪神電車・SDGsトレイン <※車両は2021年9月上旬まで運行>
阪神電車・SDGsトレイン <※車両は2021年9月上旬まで運行>
阪急電鉄は変更の予定はないが、京都線「京とれいん 雅洛」「京とれいん」(土曜・日曜・祝日nの観光特急)の運休は継続
阪急電鉄は変更の予定はないが、京都線「京とれいん 雅洛」「京とれいん」(土曜・日曜・祝日nの観光特急)の運休は継続

近畿日本鉄道や南海電鉄も4月29日から当面の間、終電時刻を繰り上げる。阪急電鉄は変更の予定はないが、京都線で土曜・日曜・祝日に観光特急として運行している「京とれいん 雅洛」「京とれいん」の運休は継続。 阪神電鉄は一部の列車を運休、または行先を変更する。

山陽電車・旧3000系(復刻ツートンカラー ※営業列車としては2021年5月21日に運行終了)
山陽電車・旧3000系(復刻ツートンカラー ※営業列車としては2021年5月21日に運行終了)

 山陽電鉄は4月29日から、一部の列車で最大30分程度終電を繰り上げる。下りは午前0時10分阪急神戸三宮発・山陽須磨行き、上りは午後11時56分山陽姫路発・東二見行きと午前0時30分発飾磨行きが運転取り止めに。神戸電鉄も同日から、終電の行き先を変更(新開地発2本、粟生発1本)。 《有馬・三田線》午前0時新開地発・準急三田行きを岡場行きに変更 《粟生線》午前0時3分新開地発・普通志染行きを西鈴蘭台行きに変更 、午後11時19分粟生発・普通鈴蘭台行きを志染行きに変更。

 大阪メトロは4月25日~5月9日、土曜・日曜・祝日の午前9時~終電の間、2割程度を減便する。対象は当初、堺筋線と中央線を除く7路線としていたが、4月29日から全9路線に拡大。これに伴い、堺筋、中央両線と相互直通運転を行う阪急京都線や近鉄けいはんな線の一部で、それぞれ運行本数が減る。御堂筋線ではさらに午前10時~午後4時は5割程度減便する。

大阪メトロでは2020年4月、主要路線で2割減便した(写真は御堂筋線・梅田駅 当時の様子)
大阪メトロでは2020年4月、主要路線で2割減便した(写真は御堂筋線・梅田駅 当時の様子)

 ダイヤ変更の詳細は各社がホームページに掲載している。

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