神戸市で入院調整中の高齢男性死亡 新型コロナに感染、発症から1週間で

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 神戸市は3日、新型コロナウイルスに感染し、入院調整のため自宅待機中だった80代の男性患者が死亡したと発表した。同日朝、別居の家族が男性と連絡が取れないため自宅を訪れ、発見した。市によると、死因は現時点ではわかっていないが、男性には基礎疾患があったという。

神戸市で3日、新型コロナウイルスに感染し、入院調整のため自宅待機中だった80代の男性患者が死亡した。自宅待機中の患者の死亡は4例目
神戸市で3日、新型コロナウイルスに感染し、入院調整のため自宅待機中だった80代の男性患者が死亡した。自宅待機中の患者の死亡は4例目

 男性は4月27日に発熱(39°C台)したほか、咳やのどの痛み、全身のだるさなどの症状が出て、医療機関を受診。30日に新型コロナウイルス陽性がわかった。5月1日に市保健センターが電話で確認したところ、熱は37°C台に下がったものの、その他の症状は継続。翌2日にも同様の聞き取りをしたところ、男性の血液中の酸素量を表す血中酸素飽和度が(SpO2)が86%であることがわかり、入院調整を開始したばかりだった。SpO2は90%を切ると重症という。

 神戸市では、SpO2を計測できるよう、入院調整中の患者全員にパルスオキシメーターを貸し出している。市保健センターが健康管理アプリまたは電話で患者本人の健康状態を確認するが、状態が悪化した場合は各区の保健センター(24時間対応)に本人が連絡する。市の担当者は、「必死に対応しているが、医療状態が非常にひっ迫している。この男性に対しても、医療機関による往診など、必要な対応ができていたかどうか」とする。同市における自宅待機中の患者の死亡は4例目で、3日現在、市内の自宅療養者数は336人、入院調整中の患者は1,874人に上っている。

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