IDバレー、初の女子プロバレーボールチーム、スコート導入… V1姫路の眞鍋政義球団オーナー「私はチャレンジが大好き!」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

IDバレー、初の女子プロバレーボールチーム、スコート導入… V1姫路の眞鍋政義球団オーナー「私はチャレンジが大好き!」

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 2012年ロンドンオリンピックで監督として女子日本代表を銅メダルに導き、現在はVリーグ1部(V1)のヴィクトリーナ姫路で球団オーナーを務める眞鍋政義さんが、ラジオ番組に出演。試合中にタブレット「iPad」を持ちながら指示を出す姿が印象的だった眞鍋政義さんが、代名詞となった「IDバレー」誕生秘話や、当時のエピソードを披露。また、ヴィクトリーナ姫路の今後の展望などを語った。

 眞鍋球団オーナーは、ヴィクトリーナ姫路応援番組『いいな117ヴィクトリーナ』(ラジオ関西)に2週続けて登場。後半となった4月26日放送回でも、パーソナリティーを務めるのは菅原未来(元ヴィクトリーナ選手、現クラブスタッフ)、佐藤りな(スタジアムMC)とクロストークを展開した。

写真左から、眞鍋政義球団オーナー、『いいな117ヴィクトリーナ』の菅原未来と佐藤りな

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――眞鍋さんといえば「iPad」(タブレット)! そもそも「iPad」を取り入れようと思ったきっかけは何だったのですか?

【眞鍋オーナー】「iPad」……、これはよく言われます。「眞鍋=iPad」ね。もっと言えば「眞鍋=データ」と言われました。今日はあまり言っていないことを発表していいですか。やっぱり「眞鍋=データ」というイメージが強いですし、確かに私は「iPad」も使っています。でも一番使っているのは……手帳! アナログも大事ですよ。

今日はね、さらに発表しちゃいます。どうして「iPad」を使いだしたか。私は2009年から代表監督をやりました。そのとき、「グラチャン」(※ワールドグランドチャンピオンズカップ)の大会があり、日本で5試合やったんですよ。パソコンの画面の中に日本チーム14人と、相手チーム14人、背番号や名前、数字がずらっと書いてあります。私は初の代表監督でしたし、ベンチとコートを行ったり来たりして、興奮していますよね。あと試合中、ライトがあるので暑いんですよ。確か2セット目か3セット目、パソコンの数字を見ると、ある選手のアタック決定率が下がってきました。この選手を早めに変えようと思って、メンバーチェンジしました。試合が終わって、あるコーチが私に「眞鍋さん、今日あの選手調子が良かったのに早めに変えましたね」と言ったんですよ。「あれ? いやいや違うよ、試合中にこの選手は数字が下がってきたから、メンバーチェンジした」と言ったのですが、ホテルに帰って調べてみると、その選手は調子が良かったんです……。

なぜ間違えたのか。その理由は、その頃、私が44~45歳で、初期の老眼でした。試合中に1行、数字を見間違えていたんです……。興奮していましたしね。それで「しまった!」と思い、翌年は世界選手権、世界バレーがあるので「来年は遠近両用眼鏡をかける」とスタッフミーティングで発表したら、情報戦略班というアナリストが私に言ったんです。

「良いのが出てきました!」
「何?」
「iPad!」

数字が大きくなるんです。拡大できて、眼鏡が要らない。それであの「iPad」(を使った戦い)が生まれました。私の初期の老眼のおかげですよ。ぜひ皆さん、老眼の人は早めに「iPad」を持ってください!


ラジオ関西『いいな117ヴィクトリーナ』では選手に向けた応援メッセージを大募集! 皆さんからの熱いメッセージを『ヴィックエール』と名付け、番組内で紹介している。ヴィクトリーナ姫路を一緒に盛り上げるため、はがき、または、メールで番組までぜひ送ってほしい。

【はがき】〒650-8580 ラジオ関西『いいな117ヴィクトリーナ』係
【メール】117vic@jocr.jp
【Twitter】『#ヴィックエール』(ハッシュタグ ヴィックエール)をつけて投稿

菅原未来と佐藤りな
『いいな117ヴィクトリーナ』パーソナリティーの菅原未来と佐藤りな(写真:ラジオ関西)



【ヴィクトリーナ姫路ファンクラブ「VICTORINA FAMILY」】

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いいな117ヴィクトリーナ | ラジオ関西 | 2021/04/26/月 17:35-17:50

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

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