タオルソムリエに聞く新常識「洗濯後は基本的に陰干し、柔軟剤はできれば使わないで!」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

タオルソムリエに聞く新常識「洗濯後は基本的に陰干し、柔軟剤はできれば使わないで!」

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 日々の生活で欠かせないタオル。世の中にはそんなタオルについての専門的な知識を持つ“タオルソムリエ”がいる。タオル専門店「伊織」京都三条通店のスタッフを務めるタオルソムリエ、木内まどかさんにタオルの新常識について教えてもらった。

写真提供:タオル専門店「伊織」

◆タオルと長くお付き合いするには

 使っているうちに毛羽立ってきたり、カチカチに硬くなってしまった経験は誰しもあるはず。木内さんによると、タオルを長持ちさせるためのお手入れ方法があるという。

写真提供:タオル専門店「伊織」

「タオルには丸いループ状の糸であるパイルが織り込まれていますが、洗濯時にこのパイルがつぶれてしまうのです。干すときにはこのパイルを起こしてあげるために、しっかりタオルをバサバサ振って干してもらうことで、柔らかさの長持ちにつながります。そして、タオルは紫外線に弱いために天日干しをしすぎると、硬くなってしまいます。陰干しのほうが硬くなりにくいですが、殺菌のためにどうしても天日干しをしたい場合は乾いたらすぐに取り込んで下さい」(木内さん)

 また、フワフワのタオルにしようとして柔軟剤を使いがちだが、極力使わない方がいいそうだ。コットンが持つ「洗濯することで綿が締まって丈夫になる」という力が弱まって、毛羽立ちやすくなってしまう。さらにタオルの表面をコーティングしてしまい、吸水力が落ちる可能性も。フワフワの肌触りを取り戻したい場合は、コインランドリーの大型乾燥機で「タオルが泳ぐように」ゆったりと乾かすと、驚くほどフワフワになるそうなので試してみてはどうだろうか。

◆タオルはいつ買い替えるべき?最後は「ウエス」として使って!

 バスタオルや手を拭くタオルを何日か続けて使う人もいるかもしれないが、菌が繁殖するのでどちらも毎日洗うべきだという。もし毎日できないとしても、しっかりと乾かしつつ使うようにしたほうがいいという。

写真提供:タオル専門店「伊織」
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PUSH! | ラジオ関西 | 2021/05/12/水 15:00-16:00

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