神戸・北区 トランクからコンビニ店長遺体 財布奪ったか? 兵庫県警、アルバイトの男を強盗殺人容疑で再逮捕 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸・北区 トランクからコンビニ店長遺体 財布奪ったか? 兵庫県警、アルバイトの男を強盗殺人容疑で再逮捕

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 神戸市北区の畑に転落した乗用車のトランクから5月5日、コンビニエンスストアの男性店長(当時・62)の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された男(27)について、兵庫県警が27日、強盗殺人容疑で再逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかった。

 男性店長の遺体が発見された5日午後8時すぎ、男が現場のすぐ近くにいた。さらにその数時間前に、男が乗用車の運転席にいたのを近隣住民が目撃していたという。さらに男性の財布がこの乗用車の近くで発見された。財布には現金十数万円が入っており、男が奪った可能性があるという。兵庫県警は男が乗用車を運転し、遺体を運んだとみている。男は無免許で、ハンドル操作がうまく行かずに畑に転落したとみられる。乗用車は男性の所有だった。

兵庫県警は男の刑事責任能力の有無を調べており、実名を公表せず
兵庫県警は男の刑事責任能力の有無を調べており、実名を公表せず

 男性の遺体の司法解剖で、死因は窒息死と判明、死亡したのは5日夕方とみられる。捜査関係者によると、手首には粘着テープが巻かれており、何らかの方法で男性の鼻や口が塞がれた可能性が高いという。

 男は男性と同じコンビニエンスストアに勤務していた。逮捕前の任意聴取には事件への関与を認め「仕事でトラブルがあった」という趣旨の説明をしていたが、逮捕後は一転、黙秘しているという。

 コンビニのオーナーで、男性の次男(30代)によると、男が店に採用されたのは事件の約1週間前で、勤務日数は3日だけだったという。男性は主にレジ打ちをしており、男とのトラブルは把握していなかった。なお、兵庫県警は刑事責任能力の有無を調べており、男の実名を公表していない。

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