「『まけて〜』『値引きして〜』などの関西人文化は今、どうなってますか?」
最近、おかげさまで、“ラジオパーソライター”(ラジオパーソナリティー+ライター)こと、私、わきたかしが担当するラジオ番組『バズろぅ!』(ラジオ関西)宛に、「これ調べて欲しい」という依頼メッセージがくるようになりました!
今回はそのなかから、『関西人は値切るのが当たり前なのか?!』というテーマに注目して、実際に調べに行ってみました。
まず、値切るといえば、家電量販店。あるスタッフさんに聞いてみました。
「『まけて〜』は当たり前のようにお客さんは言います。言わないと値段はそのままですから、言わないと損ですね」
一方、近所のスーパーでカゴにいれてレジのところで「これ、まけてくれませんか?」って言うと「はぁ?」って顔をされました(苦笑)。やはり対面販売のところに行かないと……。
というわけで、阪神間や明石などのいろいろな商店街に行き、対面販売のお店で、「これ、まけて〜」って言ってみました。そうすると、だいたいのお店で、普通に、まけてくれるんです。「わかったわかった、端数だけ切っとくね」って。
例えば合計金額が1250円やったら端数50円を値引きしてくれたり。計り売りや、生鮮の野菜や魚の店なんかでは「値段は、まけられへんけど、これつけとくわ」って、例えば100gが300円のお総菜やったら、120g入れてくれて300円にしてくれたり、もう一つお総菜を付けてくれたりとか。
あるお店の人も「お店が損しない程度に、おまけして、お客さんが喜んでくれたらうれしいから」と言うてはりました。