アイスの旬が「夏」だけではない理由 高知発の素材を活かしたアイスキャンデー | ラジトピ ラジオ関西トピックス

アイスの旬が「夏」だけではない理由 高知発の素材を活かしたアイスキャンデー

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 6月を迎え、これから暑さが増していくなか、おやつや食後のデザートとしても活躍するアイス。昨今、様々なアイスキャンデー・アイスクリームが登場しているが、その中でも「素材のシンプルな味わい」をとことん追求しているアイスクリームメーカーがある。高知県南国市の「久保田食品」だ。

苺アイスキャンデー

 特に、久保田食品のつくる「フルーツアイスキャンデー」は、果実の味をそのまま楽しめ、飽きがこないと好評。そんな「フルーツアイスキャンデー」の魅力について、久保田食品の代表取締役を務める武市学さんに話を聞いた。

久保田食品の従業員の皆さん

 武市さんによると、フルーツアイスキャンデーには、主に3つのこだわりがあるという。

◆その1:高知県産の“旬”の果物を中心に使う
 高知県は、日照時間が長く、イチゴや柚子、すももなど様々な果物が収穫できる地域。久保田食品は工場を産地と近いところに構えているため、“旬”のフルーツを「新鮮な状態で仕入れできることが強み」だという。もちろん輸送コストも抑えられるため、消費者に対して手ごろな価格で商品を提供することにもつながっている。

◆その2:“フレッシュ”な“生”の果物を使う
 一般的に果物を使ったアイスキャンデーを作る場合、冷凍果実や加工用ジャムなどを使うことが多いが、久保田食品では「フレッシュな味わいや香りを生かすために、生のものを使っている」。イチゴの場合であれば、イチゴを洗う、へたを取るといった下処理も一つひとつ手作業で行っている。

イチゴのヘタ取りを行う様子

◆その3:着色料・香料・安定剤・乳化剤などの“食物添加物”を使わない
 一般的なアイスは、見た目や香りを良くする・加工しやすくすることを目的に、安定剤や乳化剤、着色料や香料といった食品添加物を使用しているものが多い。しかし、久保田食品では、「そういった食品添加物を一切使用していない」という。そのため、食べた後にのどが乾かず、さっぱりとした後味を楽しめるのも特徴のひとつ。


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