1998年の長野オリンピック、大逆転で金メダルを獲得したスキージャンプ団体の日本代表。栄光をめぐって繰り広げられていた実話を奇跡的なエピソードとして映像化。あのとき報じられなかった、テストジャンパー25人の秘話。映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』が6月18日(金)、OSシネマズミント神戸・TOHOシネマズ梅田など全国ロードショー。
1998年長野オリンピックのスキージャンプ団体。金メダルを狙う実力がある日本代表チームは「日の丸飛行隊」と呼ばれ、日本国民から大きな期待を受けています……。
主人公は、スキージャンパーの西方仁也(にしかた・じんや)。4年前のリレハンメルオリンピックで日本代表のメンバーとして貢献しましたが、エース原田雅彦のジャンプ失敗で金メダルを逃します。
長野オリンピックでは代表候補として有力視されながら、惜しくも落選。「テストジャンパー」となって日本代表選手たちを裏方として支えた人物です。
テストジャンパーとは、競技の前にジャンプ台の状態を確かめ、選手が安全に飛べるようになるまで繰り返しジャンプ台を飛ぶ裏方メンバーたちのこと。
この作品は、西方の金メダルへの強い想い、それを打ち砕く挫折、原田との友情や怒り、嫉妬などジャンプ競技と金メダルをめぐる葛藤を描くヒューマンドラマです。
ストーリーは、こうです。
長野オリンピック・ラージヒル団体で日本初の金メダルを狙うスキージャンプチーム。エース原田のジャンプを複雑な想いで見つめる男がいます。元日本代表の西方です。西方は、前回大会のリレハンメルオリンピックで原田とともに代表選手として出場しましたが、結果は銀メダル。4年後の長野で雪辱しよう練習に打ち込むのですが、代表メンバー落ちしてしまいます。西方はコーチから「テストジャンパー」として長野オリンピックへ参加するよう勧められ、屈辱感を抱きながら裏方に甘んじます。
団体戦の当日。1本目のジャンプで日本はまさかの4位に後退。しかも猛吹雪により競技が中断してしまいます。メダルの可能性が消えかけた時、審判員が「テストジャンパー25人全員が無事に飛べたら競技を再開する」と伝えます。命の危険が伴う悪天候で西方たちテストジャンパー25人はどう行動するのでしょうか……。
映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』
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