もし、あなたの周りにいる頼りない男性が実は最強の殺し屋だとしたら……。
岡田准一が一般人として普通に生きる“伝説の殺し屋”を演じる、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が6月18日(金)、神戸国際松竹・大阪ステーションシティシネマなど全国公開。
どんな相手も6秒以内に殺す―主人公は、最強の殺し屋として裏社会から“ファブル(寓話)”と呼ばれて恐れられた男です。少年時代からボスの指導を受け、超人のような殺人能力を発揮してきました。
しかしボスから「1年間、誰も殺すな。一般人として“普通”に生きろ」と命じられ、佐藤アキラという偽名を使って大阪で暮らしています。
ある日、表向きは子どもを守るNPOの代表で、裏では緻密な計画で若者を殺す男・宇津帆(うつぼ)がこの街にいることが分かります。
宇津帆は、かつてファブルに弟を殺されたことから復讐を計画しています。
一方ファブルは、ある事件で自分が救えなかった車椅子の少女・ヒナコと偶然再会し、大騒動へと発展します――!
主人公のファブル(=佐藤アキラ)を演じるのは岡田准一。岡田はこの作品で主演とファイトコレオグラファーを兼任し、共演者にアクションを指導しています。
ファブルの相棒・ヨウコ役の木村文乃と敵の殺し屋を演じる安藤政信の格闘シーンが大きな見どころなのですが、江口カン監督は「岡田さんは安藤さんに熱く指導していて、安藤さんも安藤さんで決してへこたれずにものすごく食らいついていっていました」と2人の様子を明かしました。