「放送が聴こえたよ」と報告するとラジオ局からもらえる公式のカード 「ベリカード」って知ってる?

LINEで送る

この記事の写真を見る(2枚)

 日々、様々な情報を届けているメディアの1つ、ラジオには、特別なカードがあるようです。普段はラジオを陰で支えている技術スタッフが、ラジオ番組のなかで解説しました。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 ラジオの番組宛におたよりを送るだけでなく、ラジオ局に「受信報告」を送ると「ベリカード」という受信証明書をもらえるのはご存知でしょうか。

ベリカード(写真は現在のラジオ関西のもの)

 ベリカードは、正式名ベリフィケーションカード(Verification Card)の略で、「受信確認証」あるいは「受信証明書」のことです。受信した放送がその放送局のものであることがわかるような内容を、受信報告書として放送局に送付すると発行されます。

 番組の感想のおたよりとはちょっと異なり、受信周波数や、受信場所、受信状態などを放送内容と一緒に報告してもらうと、受信したことを証明するベリカードをお送りします。

 radikoなどインターネットの放送を聴いたという報告ではなく、実際にラジオ受信機で受信したものに限ります。受信報告は、電波の伝搬状況や他局との混信状況等を把握するのに役立つ技術的な資料になるので、送り先が技術局になっている放送局も少なくありません。

 ラジオ・テレビ兼営局では、テレビの場合、その使用する電波の性質から放送区域内で受信できることは当然のことであるということで発行しない放送局もあります。

 ベリカードを収集する人も多く、海外の放送を受信して、海外の放送局のベリカードを持っているという人もいます。

 ベリカードのデザインは局によって違い、同じ局でも時代によってデザインを変える局が多いです。

 ラジオ関西(神戸市中央区)では、現在、淡路島にある送信アンテナがベリカードのデザインとなっています。過去には、兵庫県神戸市生まれの漫画家・イラストレーターであるわたせせいぞうさんのイラストがデザインになるなど、「時代によって特徴的なデザインを採用している」とのことで、同社の総務部が発行しています。また、ラジオ関西の電波は海外でも受信することができ、「これまでフィンランドなど北欧の地域にもベリカードを発送したことがある」そうです。

 自分の住む地域や、旅先でラジオを受信したり、海外ラジオ局の遠距離受信に挑戦するなど、ベリカードを集めてみるのも、ラジオの楽しみと1つと言えるのではないでしょうか。

ラジオ関西QSLカード(ベリカード)の歴史

※ラジオ関西『おしえて!サウンドエンジニア』2021年6月13日放送回より


もし興味がある方は、番組にハガキでおたよりをお待ちしています。
宛先 〒650-8580 ラジオ関西『おしえて!サウンドエンジニア』
ラジオ関西技術センターがお送りする番組で、あなたの質問が読まれるかも……!


【放送音声】

LINEで送る

おしえて!サウンドエンジニア | ラジオ関西 | 2021/06/13/日 08:25-08:30

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

関連記事