「雨の日が楽しく」レイングッズに新時代が来ていた! 「リュックを守る傘」「トレンチコート型雨具」って?

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 近畿地方では1951年の統計開始以来、最も早い梅雨入りとなった2021年。梅雨明けも長引く見込みで、これから傘が手放せない日々が続く。お気に入りの傘はやはり長く使いたいもの。長持ちさせるためにはどうすればいいのか、レイングッズメーカー「ワールドパーティー」広報の中村友香さんに話しを聞いた。

「傘は油分にとても弱く、ハンドクリームや日焼け止めクリームなどが生地や手元の色落ちの原因になる場合がありますのでご注意を。雨具をきれいに保つためには使用後は水気を落とし、陰干しして十分に乾燥させてからまた使用するようにしてください」と呼びかける、中村さん。「濡れたまま放置すると防水・撥水力の低下や骨の劣化につながります。長く使用いただくために、市販の防水スプレー等でケアしていただくことを推奨しています」と、メンテナンスの重要性を語る。

◆日傘はいまや男性も欠かせない!?

 一方、気温が上がるこれからの時期は日傘も欠かせないが、夏の猛暑やコロナ禍でのマスク利用などで、そのニーズも様変わり。近年は女性だけでなく、男性が日傘を使う様子も街中で見かけられる。

 ただし、男性が日傘を使うということは、まだまだハードルが高いもの。ワールドパーティーでは、手軽に持ち運べる、男の晴雨兼用傘『 Wpc. IZA (イーザ)』という商品を販売。「外回り営業をするビジネスマンの方などにもお持ちいただきやすく、体調管理に役立ててもらえるとうれしいです。男の晴雨兼用傘としてはいますが、もちろん女性にも使ってもらえます」(中村さん)。

 ちなみに、晴雨兼用でない日傘の場合、やはり雨の日に使うのは良くないのだそう。傘の生地に防水加工がされていないと、雨が染み込むこともあるので注意してほしいという。

◆レイングッズはファッションアイテムに

 傘にはあまり流行がないと思われるかもしれないが、そうではない。数年前は機能に特化した傘がよく売れていたが、SNS・ネットの普及によって傘もファッションに近いアイテムとして捉えられるようになった。

 最近は見た目が良い傘が人気で、昨年の発売後、今年2月に新デザインとなった「オーロラ傘」は、SNSを中心に“映える傘”として爆発的にヒット。「雨の日が楽しくなった」という声もあるほどで、1つの商品で5000本売れたらヒットと言われる傘業界のなかで、オーロラ傘シリーズは累計で5万本売れている。

 また、レインコートも、雨を防ぐためだけのものでオシャレなイメージはあまりなかったが、ワールドパーティーは、撥水・防水機能だけでなく、ファッション性にも着目。雨の日はボタンやチャックをしっかりと首元まで閉めて雨をカバーすれば、雨上がりにはボタンやチャックを開けてサラッと着こなすとスタイリッシュな仕様も。トレンチコート型や、いま流行りのシアー素材を使った透け感のあるブルゾンなど、多様なレインウェアを用意している。雨上がりや少し肌寒い日にはアウターとしても使え、レインコートに見えないところも特長のひとつ。すべてのレインコートに専用の収納袋が付いているので持ち運びも便利だ。

◆「お気に入りの1本を大切に長く使ってほしい」

 そのほかにも、大事なバッグを雨から守るといった、機能性重視の商品も見逃せない。雨の日は傘をさしても背負ったバックパックが濡れてしまいがちだが、「バックプロテクトアンブレラ」と名付けられた傘は、開くと骨の一部がスライドして大きくなり、バックパックを雨から守ることができる。反響も多いそうだ。

「実は日本では年間約1.3億本の傘が消費されており、そのうち8,000万本がビニール傘。その消費量は世界一とまで言われており、傘を使い捨てという感覚で使っている人も多い。ただ、安価な傘はどうしても骨がもろく、短期間で壊れてしまう可能性があります。傘を使い捨てと捉えず、お気に入りの1本を大切に長く使ってほしい」(中村さん)

 SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みも活発となる今、愛着あるレイングッズを、この機会に選んでみたいものだ。

(写真提供:ワールドパーティー)

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