古民家を改装して町の魅力を発信 加古川に生まれた新スポット「基地Lab」 土曜日の担当は「ちいさな駄菓子屋さん」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

古民家を改装して町の魅力を発信 加古川に生まれた新スポット「基地Lab」 土曜日の担当は「ちいさな駄菓子屋さん」

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 兵庫県加古川市の貴重な文化施設・加古川図書館。1935(昭和10)年に建てられたこの建物と、その周辺エリアの保全活動として、このほど「基地Lab(ラボ)」という施設がオープンした。

 築80年前後の古民家を改装してできた新スポットは、加古川図書館と周辺地域の魅力を、さまざまな方法で発信することを目的としている。一番の特徴は「毎日違うお店が入る」というスタイル。曜日によって、エステや古着屋、カレー屋など異なる店舗がオープン。そのなかで「ちいさな駄菓子屋さん」は、土曜日の担当だ。

「最近は駄菓子屋が減っていますが、今の子どもたちが駄菓子屋を知らずに大人になるのは寂しい、と思ってお店を始めました」と開店のきっかけを語るのは、「ちいさな駄菓子屋さん」を経営する増田さん。同店では、ラムネ菓子やゼリー菓子、当たり付きの菓子など、なつかしの駄菓子が並ぶ。

 周辺住民からは「外出のついでに寄ったり、近くの公園へ行く途中で(駄菓子を)買えて、地域の接着剤のような役割のお店」という喜びの声が。また、駄菓子だけでなく、加古川で育てた新鮮野菜や生野町の苔を使った「苔テラリウム」といった商品も販売中だ。

 増田さんは「6月から本格的にオープンし、7月4日(日)には全店舗の店長が協力してイベントを開催する予定です。ぜひ足を運んでもらえたらうれしいです」と呼びかける。

 周辺には昔ながらのコロッケ屋さんや古民家カフェなどが並び、昭和レトロな心地よい雰囲気が漂う。散歩のついでにフラッと寄れる、そんな憩いの場に癒されてみては。


◆基地Lab
【公式Instagram】
【「ちいさな駄菓子屋さん」HP】

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