結婚や子育て、子どもの成長や親の介護など、ライフステージに合わせてより良い環境への住み替えを考える人に向け、神戸市は、新居への住み替えや、住まいの改修に活用できる支援策を6月から拡充させた。
その1つが、結婚をきっかけに神戸に住み替えたいと考える人など、新婚世帯の夫婦に向けた「新婚生活支援事業」。夫婦ともに39歳以下で今年(2021年1月1日以降)結婚した新婚世帯が、神戸市外から神戸へ、または神戸市内で住み替えをする場合、新居にかかる家賃や購入する住宅の取得費、引っ越し費用などを対象に、最大30万円のサポートが受けられる。
また子どもが生まれて家族構成が変わった、子どもが大きくなってきたなど、子どもの成長に合わせた支援もある。「子育て支援住み替え助成事業」では、小学校に入学する前の子どもがいる世帯が、賃貸住宅へ住み替える場合、家賃や礼金など、新居の住居費に市内での住み替えの場合は一律30万円、市外からの住み替えでは一律40万円の補助が受けられる。
そして住宅の購入や、中古住宅を購入しリノベーションを考える人への支援も豊富だ。「子育て支援住宅取得補助制度」では、中学生以下の子どもがいる、または夫婦ともに39歳以下の世帯が新築住宅を取得したり中古住宅を買ってリノベーションしたりする場合などに、50万円~120万円の補助制度を用意している(宅地購入型・建替え型、中古住宅取得型などで要件は異なる)。
神戸市は、親・子・孫3世帯が安心して暮らせる、近居・同居への支援も行っている。「親・子世帯の近居・同居済み替え助成事業」では、小学校に入学する前の子どもがいる世帯(出産予定の子どもを含む)が、親世帯と近居、同居する場合、引っ越し費用に一律10万円の補助。市外からの転入は20万円の補助が受けられる。
◆問い合わせ
神戸市建築住宅局政策課
電話 078-595-6501(平日8時45分~12時、13時~17時30分)
【神戸市 HP「すまいの情報(住宅支援や補助金等に関すること)」】
【『サンデー神戸』番組HP】