引っ越し費用の他に、老後を見据えた手すりの設置などのバリアフリー改修を行う際の支援策もある。「バリアフリー住宅改修補助事業」では、65歳以上の高齢者がいる世帯に、最大12万円の補助。また「家具の固定促進補助事業」として、65歳以上、障がいのある方、小学生以下の子どもがいる世帯で、家具を固定する場合の費用に最大1万円の補助がある。
神戸市の住み替え支援制度は2016(平成28)年から実施。これまで様々な条件が変わってきたが、今年6月から現在の制度に拡充したところ、新婚夫婦や小さな子連れの家族からの問い合わせや相談が相次いでおり、担当者も手ごたえを感じている。
神戸市建築住宅局政策課の松添高次さんは「普段は静かな窓口に、新婚夫婦や小さな子ども連れの家族が相談に来て、にぎやか。神戸市は東遊園地の“こども本の森 神戸”や、三ノ宮・ウォーターフロントの再開発が進むなど、町の整備も進んでいるなか、自然にも囲まれ、農村や里山でのスローライフなど、自分らしい
暮らしを叶えられる場所。ぜひ神戸に住んでほしい」と呼びかけていた。
※ラジオ関西『サンデー神戸』2021年6月20日放送回より
◆問い合わせ
神戸市建築住宅局政策課
電話 078-595-6501(平日8時45分~12時、13時~17時30分)
【神戸市 HP「すまいの情報(住宅支援や補助金等に関すること)」】
【『サンデー神戸』番組HP】