緊急事態宣言・解除…「1か月後の東京五輪、観客入れて大丈夫か?」「ワクチン、とりあえず安心感」「節目などない」神戸・京都の街では | ラジトピ ラジオ関西トピックス

緊急事態宣言・解除…「1か月後の東京五輪、観客入れて大丈夫か?」「ワクチン、とりあえず安心感」「節目などない」神戸・京都の街では

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■兵庫県明石市から京都・清水寺へ 40代・自営業女性
 京都・東山界隈にはしょっちゅう来ているが、半年前(1月)の緊急事態宣言中なら、おみやげ屋さんも開いていたのに、今では和菓子屋さんが1件しか開いていない。これから賑わいが戻るのか心配。

 オリンピックを開催する雰囲気になって、観客を入れるとして、人がどんどん集まる状態が続いてしまう。宣言の解除を迎えても、ここまで日常生活で(飲食店の時短営業や百貨店の休業要請など)制限をかけた意味をあまり感じない。

「半年前なら、まだ店も人も賑わっていた」<京都・清水二年坂>
「半年前なら、まだ店も人も賑わっていた」<京都・清水二年坂>
「少しの涼を取りたくても、茶店も休業」女性は肩を落とす<京都・清水三年坂(産寧坂)>
「少しの涼を取りたくても、茶店も休業」女性は肩を落とす<京都・清水三年坂(産寧坂)>

■伊丹市から京都・八坂神社へ 30代・自営業女性
 オリンピック、 選手の頑張りもあるので、開催すべきだと思うが、 菅首相が 「国民の命と安全を守る」 と繰り返すだけで、 「やって良かった、と言えるようになる」という考え方を一方的に押し付けるのは危険。経済再生を重視しすぎてコロナ対策への見通しが甘かったような気がする。ワクチンの接種が始まって、何となく安心感が広まっているが、 変異ウイルスの発生についての報道を見聞きすると、不安になる。 「そんなにコロナは甘くなかった」ということだと思う。

「京都の人の流れは激減、いつ賑わいが戻るのか」<京都・祇園>
「京都の人の流れは激減、いつ賑わいが戻るのか」<京都・祇園>

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人のいない梅雨の晴れ間、あじさいはその季節を彩る<京都・清水 二年坂>
人のいない梅雨の晴れ間、あじさいはその季節を彩る<京都・清水 二年坂>

 東京五輪・パラリンピックの感染症対策をめぐり、政府の分科会の尾身茂会長ら専門家が「無観客での開催が最もリスクが小さい」と指摘する提言を18日、政府に提出した。だがこれは、専門家が五輪開催に「お墨付き」を与えたものではない。

 関西3府県や東京都で緊急事態宣言が解除された。コロナ流行の先行きを示す「人流」(=人の流れ)は再び増加。感染力の高いインド型変異ウイルス(デルタ株)も増え、東京五輪がなくとも再拡大のリスクは高い。開催中に再び緊急事態宣言が必要になる恐れがあるとの試算も示されている。

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