『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などのタイムトラベル映画に影響を与えた1956年のアメリカ小説を、世界で初めて映画化する『夏への扉 -キミのいる未来へ-』(主演:山﨑賢人) が、6月25日(金)、OSシネマズミント神戸、TOHOシネマズ梅田など全国東宝系で公開。SF愛やバック・トゥ・ザ・フューチャーへのリスペクトがこもった作品です。
「夏への扉」はアメリカのSF小説家・ロバート・A・ハインラインが1956年に書きました。タイムトラベル小説の名作として『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など多くのハリウッド映画に大きな影響を与えたといわれます。この小説を全世界で初めて映画化するのが『夏への扉 -キミのいる未来へ-』です。

小川真司プロデューサーは「時間旅行ものというジャンルを確立させた本作は、後の作品に大きな影響を与えた古典中の古典と言える」と語っています。もともとタイムトラベルものが好きで、SFを映画化するなら「夏への扉」しかないというほど思い入れが強かったそうです。
映画『夏への扉 -キミのいる未来へ-』では日本を舞台とするストーリーに再構築し、罠にはめられすべてを失った科学者が未来を変えようとする姿を描きます。

将来を期待される科学者・高倉宗一郎(山﨑賢人)は研究の完成を目前に控えながら、共同経営者と婚約者に裏切られ、冷凍睡眠させられてしまいます。目が覚めると、そこは30年後の2025年でした。
研究も財産も失った宗一郎。人間にそっくりなロボットの力を借り、30年間の出来事を調べ始めると、ある物理学者にたどり着きます。
変わってしまった運命を取り返すため、宗一郎は1995年へ時間をさかのぼる決意をします……。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』よりも先の未来を描く映画ですが、宗一郎が長い眠りにつくコールドスリープマシンや時をさかのぼるタイムマシンなど、登場するアイテムのいくつかが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をオマージュするレトロなイメージでデザインされています。