1940(昭和15)年創業で群馬県水上温泉・雪松食堂の名物メニューだった「雪松の餃子」。それが今や全国に105店舗を展開する勢いをみせています。しかもその店舗『餃子の雪松』がすべて無人販売形式だというから驚きです。18個入り×2箱=36個でワンセット。これを店にある大きな冷凍庫からお客が各自取り出します。そして横にあるお賽銭箱のような料金箱に1000円を投入。釣り銭や領収書は出ませんが実に簡単に買うことができます。
コロナ禍の非接触化、性善説に基づいた販売、人件費の削減などの果敢なチャレンジが食品業界で注目の的となっています。果たして持ち逃げや支払いのごまかしはないんでしょうか? 防犯カメラはありましたが、それ以外に特段のセキュリティがなさそうです。不正はしてないぞとアピールするために「ワンパックだから1000円だな」などとひとりごとを呟きながら千円札を投入している人の姿も多くみられました。
肝心の味はといいますと、しっかりと効いたニンニク、細かくぎっしりの野菜のジューシーさ、中モッチリで外はカリカリ、ビールのアテにもぴったりです。包み紙にはおいしい作り方が分かりやすく書かれています。
(1)フライパンに油をひいて1分ほどあたためる。
(2)いったん火をとめ、間隔を少しあけて餃子を並べる。
(3)熱湯100㏄を餃子の上からかける。
(4)すぐフタをして中火(ICは強火)で5~6分蒸し焼きに。
(5)フタを開けて水分を飛ばし、ほどよく焼き色がつけばできあがり。
この通りにすれば間違いなくおいしい餃子を作ることができます。
特製のタレは無人販売所にも200円で置いてますが、これもお釣りがでませんので、欲しい方は小銭のご用意を。
私のおすすめは塩コショーまたは酢コショーで。この食べ方は餃子本来の味がしっかり楽しめます。また神戸独特の味噌ダレも意外といけそうです
◇餃子の雪松
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