■神戸の老舗、エム・シーシー食品 創業100年は目前
エム・シーシー食品はこれまでにも神戸市消防局や兵庫県警とともに、災害時、救助活動などにあたる隊員に、カレーを食料として提供する協定も結ぶなど、地域社会への貢献を続けている。「兵庫県警察 災害と闘う救助隊員のカレー」は2019年に発売されたばかり。
エム・シーシー食品常務取締役・ 水垣佳彦営業本部長はラジオ関西の取材に「こうしたコラボレーションの経験がなく、味の追究とは異なる取り組みに、当初は社内でも抵抗があったが、今では同業他社からも一目置かれるようになった。神戸・苅藻(長田区)で創業し、2023年には100年の節目。 日本から世界へ羽ばたく企業になるために、まず地元の神戸・兵庫の皆さんに愛される存在でありたい。そして阪神・淡路大震災を経験した神戸の企業として、これからの防災や安全・安心な社会のために何をすべきかを考えたい」と意気込む。
◆『海上保安庁第五管区 みなと神戸を守る!潜水士カレー』~1人前200g・標準小売価格390円(税込)
7月1日からエム・シーシー食品のホームページでオンライン販売するほか、一部小売店の店頭にも並ぶ。