7月7日に開業から20年を迎える神戸市営地下鉄海岸線(新長田~三宮・花時計前)が、同じく20年を迎えた神戸発のバンド「ワタナベフラワー」と様々なコラボレーションを行う。2日に神戸市交通局から発表された。
神戸市営地下鉄海岸線は2001年7月7日に日本で3番目の鉄輪式リニアモーターミニ地下鉄として神戸市中央区・兵庫区・長田区南部の再開発地域を結ぶ目的で開業した。同じく2001年に「とにかく楽しく!誰にでもわかりやすいロックンロール」を目指して神戸で結成したワタナベフラワーは2017年にはヴィッセル神戸応援大使に就任、2018年には神戸国際会館こくさいホールのワンマンライブを完売するなど、着実に神戸でチカラをつけてきたバンドだ。
2021年1月からはワタナベフラワーのボーカル・クマガイタツロウが「神戸に住むで 神戸へおいで」と題して神戸市内9区に月替わりで住む企画をスタートすると、2月の兵庫区を皮切りに、4月には長田区、6月は中央区と神戸市営地下鉄海岸線の魅力を発信したところから、6月には神戸市営地下鉄海岸線応援隊長を拝命し、今回の企画がスタートした。
7月7日からは「神戸に住むで 神戸においでクイズラリー」がスタート。このクイズラリーは、クマガイタツロウ自身が発見したゆかりのあるお店を中心に、各スポットに設置したクイズに答えながら巡っていくというもの。抽選で様々な景品が当たる。
また今回の20周年に向けてワタナベフラワーが新曲を制作。「ラインはブルー~地下鉄海岸線のテーマ~」と題された曲は、海岸線の魅力がたっぷり入った曲に仕上がったという。楽曲は今後海岸線の各駅でも放送予定とのこと。
その他にも同窓会トレインと称して同じく20周年を迎える2000年神戸生まれの人々の写真や、ワタナベフラワーやINAC神戸レオネッサの写真が掲載された車両が運行される。さらに、ワタナベフラワーもデザインされた海岸線20周年記念フレーム切符も発売となる。