兵庫県姫路市内で5月に発生した連続不審火に関わったとして、 建造物等以外放火容疑で逮捕された男(43・姫路市飾磨区)について、兵庫県警は6日、市内北部で駐輪中の自転車などに火をつけ、焼損させたとして、器物損壊の疑いで再逮捕した。「ストレス発散のためにやった」と容疑を認めているという。
男は、5月17日午後8時すぎに姫路市山田町の住宅で、玄関先に停めていた折りたたみ自転車と自転車カバーを、さらに午後10時30分ごろには同市豊富町の住宅ガレージで、電動自転車と前かごカバーをそれぞれ焼損させた疑いが持たれている。
男は市内の商業施設で、他人の乗用車のサイドミラーをたたき割るなどしたとして器物損壊容疑で5月~6月、兵庫県警・網干署に2回逮捕されていた。姫路市内では5月中旬以降に、自転車やバイクが燃えたり、家屋が全焼するなどの不審火が少なくとも11件発生しており、兵庫県警が関連を調べている。