「理想的なテーブルとイスの“高さの差”って?」「天然木の家具の魅力って?」 専門店が解説

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 ぬくもりのある木目が特徴的な天然木の家具。家にいながらにして自然を感じることができ、おうち時間が増加している今、改めて注目が集まっている。その魅力や商品の選び方について、天然木家具を扱う「1-style kobe」(神戸・六甲アイランド)のマネージャー、田中康夫さんに話を聞いた。

写真提供:1-style kobe

「天然木の家具の魅力は、木からにじみ出てくるエネルギーです。世界に一つの表情と、力強くてやさしい風合いを感じることができます。丈夫なのですが、もし傷がついたとしてもそれが味わいになり、使えば使うほど趣が出るため長くご愛用いただけます」(田中さん)

 1-style kobeでは、ダイニング・リビングのいわゆる“脚物(あしもの)”と呼ばれる家具を扱っていて、天然木のイス、テーブル、ソファ、ベンチが並ぶ。

 実はテーブルとイスの間の高さは、使い勝手が良い数値が決まっているそうだ。テーブルの天板までの高さと、椅子の座面までの高さの差を「差尺」というが、一般的にこの長さが27センチ~28センチ程度であれば、使いやすいとされている。差尺がこれよりも大きいと食事をする際に腕をあげないといけなくなり、逆に小さいと作業をするとき前かがみになって、姿勢が悪くなってしまう。とはいえどうしても背の高さによって使いやすい高さが多少変わってくるが、1-style kobeではテーブルやイスの高さを細かく調整して注文ができる。例えば身長が低めの女性がいる家庭であれば、1つだけイスの高さを低くするといったオーダーも可能だという。

写真提供:1-style kobe

 そしてイス1つをとっても、職人の技術が光っている。イスにはノンスリップ塗装というものを施して、お尻が滑り落ちていかないようにしているという。一方で、ベンチは立ち上がる時に体を回転することが多いので、そうした塗装はせずにウレタン塗装のみでツルツルと滑るようにしているそうだ。

 テーブルの天板に使う木材や形など、様々なバリエーションの中から選ぶことができ、ソファの張地(はりじ)は60種類を用意している。また、同店では国内製品と海外製品の両方を取り扱っている。その利点について田中さんはこう述べる。

「国内製品は品質がより高く、海外製品は値段を抑えています。例えばテーブルは目立つものなので国内のものにして、イスは海外のものにすることで値段を抑えることもできます。お客さんの希望に沿えるように提案させていただきます」

写真提供:1-style kobe

 どのような大きさのものが家に合うのか、どのように配置すればいいのかなど、悩むことも多いが、同店では田中さんに図面を持っていけば、的確に案内してくれる。ただ、田中さんは基本的に、訪れたお客さんに1回目ですぐに売るということはないという。「提案したものを一度持ち帰ってもらい、しっかりと考えたうえで納得して購入してもらっている」とのこと。

 田中さんは最後に、「メーカー直営のショールームなので、幅広いバリエーションの商品を見て触って確認いただけます。ぜひ一度足を運んでいただき、お客さんの想像をお手伝いさせてもらえたらうれしいです」と締めくくった。

【1-style kobe】
使えば使うほど趣が出る天然木家具を提供しているショールーム。天然木が持つやさしい風合いや質感などをそのまま生かした家具が並ぶ。六甲ライナー「アイランドセンター前」駅直通。営業時間は午前10時~午後6時。水曜定休


【1-style kobe HP】

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