OSK日本歌劇団 新トップスター・楊琳、就任お披露目公演「レビュー夏のおどり『STARt』」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

OSK日本歌劇団 新トップスター・楊琳、就任お披露目公演「レビュー夏のおどり『STARt』」

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 OSK日本歌劇団は6月14日から18日まで、大阪松竹座で「レビュー夏のおどり 『STARt』」大阪公演を行った。

(舞台製作:松竹株式会社)

 1922(大正11)年に誕生したOSK日本歌劇団は、来年4月に劇団創立100周年を迎える。記念すべき年を前に、本公演では新トップスター・楊琳のお披露目公演となった。

 2019年に名作ショウとして好評を博した「STORM of APPLAUSE」の平澤智が今回の作・演出・振付を手掛け、「STARt」をテーマに圧巻の迫力・スピード・華やかさ満載の洋舞レビュー2幕を作り上げた。

 群舞を得意とする劇団員が魅せるラインダンスや、なつかしい洋楽の大ヒット曲にのって展開される華やかなオールドミュージカルメドレー、爽快かつ心が軽やかになる洋画オマージュのコメディーショウなど、納得のステージを展開。

(舞台製作:松竹株式会社)
(舞台製作:松竹株式会社)

「唯一無二の男役」として人気を博す特別専科の桐生麻耶(きりゅう・あさや)が前トップスターとして登場し、万雷の拍手。劇団解散の危機を乗り越え175センチの長身と抜群のスタイルを生かし、圧倒的な迫力を舞台で発揮し続けたビッグスターが、新トップスター・楊琳と夢の豪華共演を果たす。劇中、楊琳のスタートに手を放し、舞台からはけていく演出には一抹の淋しさとともに、グッとこみ上げるものを感じさせた。

(舞台製作:松竹株式会社)

 新トップスターの楊琳は2005年日本歌劇団研修所に入所の、第83期生。2007年研修所を卒業し入団すると、このたび「劇団新体制後入団世代」初のトップスターに。まさにOSKにとっても「新時代のスタート」となる。

 ACT-1(Scene 1~4)、ACT-2(Scene 1~6)の作・演出・振付を担当した平澤智は、「STARt」「STAR」「ART」の3つで構成できないかと考えた。幕開きはCLUBの場面。「朝まで酒場で飲んで踊りまくるなど、今最もやってはいけない、やりたくてもできないことを、歌詞もそんな思いで書いてみました」という。


【レビュー夏のおどり「STARt」】
【OSK日本歌劇団 HP】

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