宝塚歌劇団宙組の遥羽ららが、7月18日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、宝塚大劇場で公演中の宙組公演『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』について、役作りや見どころなどを語った。
今公演での退団が決まっている遥羽が芝居で演じているのは、ホームズとワトソンが下宿するベーカー・ストリート221Bの家主・ハドスン夫人。役の印象について「以前はかわいらしい役が多かったけれど、学年が上がるにつれて大人っぽい役がやりたいと思っていた。なので、最後にみんなをあたたかく見守る役をいただけて率直にうれしかった」とコメント。役作りでは「(演出の)生田先生から、ガミガミ怒るけれどその中に憎めない愛らしさがあるのがハドソン婦人と言われ、難しいけれどそれを出せたらと思ってやっている」とこだわりを明かした。
ショーの話になると「お菓子が大好きなので最後にお菓子のショーに出られるなんて幸せ!」と声色が一変。パーソナリティーの小山乃里子から「急に顔がニコニコに変わったね」と指摘された際は、「辛いお菓子とチョコを交互に食べるのがなんとも言えない至福のとき」とさらに声を弾ませた。
舞台での見どころとしては、自身が銀橋で歌う場面を挙げ、「娘役だけで銀橋で歌わせていただくのは初めてなので身が引き締まるが、下級生の娘役たちと楽しくやっている」と語った。
なお、宙組宝塚大劇場公演は、8月2日まで上演予定。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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