「ピッチャー投げました、ランナースタート、盗塁を試みますが、二塁までの距離も長い~。キャッチャーは捕って二塁に投げた~アウト! 盗塁失敗!」
キャッチャーは言います。
「いやぁ、3メートル長いぐらいなら、どうってことありません。ランナーのリードもあまり取れないから、僕らは、盗塁を阻止しやすいですね」
なかなか進塁ができず、点数も入りません。
圧倒的に守備有利な感じで、今回の試合検証は終了。検証試合の後に選手に聞きました。
「この長さでは、ピッチャーは3メートル後ろから投げるので長い回はもたないと思われますが、体力強化して練習と経験を積めば、いわゆる投手戦といわれるような、点数が余り入らない引き締まった、面白い野球になりますね」
私も取材しながら観戦していましたが、3メートル長くする野球について、もし、この長さが普通のフィールドルールなら、これはこれで、十分野球になっていると感じました。
次回は、塁間、ピッチャーからホームペースの間、3メートル短い野球の検証をしたいと思います。
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)