また、井上選手は「今まで関心がなかったが、献血には新しい血を作るというメリットもあることがわかった。この後、初めての献血をします!」と自らも率先して献血へと向かった。
そして前田選手は「ラグビーの“”One for All, All for One、一人はみんなのために、みんなはひとりのために”という精神は献血にも通じると思う。皆さんも協力をお願いします」と話した。
兵庫県赤十字血液センターによると、コロナ禍で平日の献血バスでの企業や大学での献血が縮小傾向だという。2021年4月から6月の400ミリリットル献血者は、1日当たり平日約350人、休日約483人となっており、期限のある輸血用血液を安定して確保するには、平日の献血者を増やす必要がある。兵庫県赤十字血液センター・献血推進課の高田伊織さんは「献血は人の一生をも救うことができるボランティア。一度参加してほしい」と述べていた。