鮮度が自慢、朝一番に採れた地元農作物が人気!!　JA兵庫南の直売店「ふぁ～みんSHOP」

2021/08/06

　地元の農家が丹精を込めて育てた四季折々の新鮮な野菜、果物、花、加工品などを中心に品揃えしている、JA兵庫南の農産物直売店「ふぁ～みんSHOP」。東播磨地区に全8店舗があるなか、その1つが、明石市魚住町にある「ふぁ～みんSHOP魚住」だ。

「身近でできた農作物が店頭に並んでいるので親近感がわいてくる」と語るのは、店長の藤田和也さん。夏期は、スイカやスイートコーン、ブルーベリー、ナス、ピーマンなど夏野菜が出荷されている。またお盆時期に向けては、地元のいちじく・ぶどうなどが店頭に並ぶ。一方、12月中旬ごろからは、地元・魚住町清水で栽培されているイチゴも販売される。

　店内では、旬の食材を使った食べ方、作り方を分かりやすく紹介する“献立レシピコーナー”が充実しているのも、買い物客にはうれしい。日常生活に寄り添った直売店として地元で愛されている。

“海のまち”といわれる明石の特産品といえば、海産物のイメージが強いが、実は農産物も豊富。キャベツ、ブロッコリー、スイートコーン、ホウレンソウ、小松菜などの葉物野菜、そしてイチゴやいちじくなどが代表的。明石の隣町、兵庫県稲美町で栽培された「いなみ野メロン」も、近年は贈答品として人気で、名が広がりつつある。

　それら「ふぁ～みんSHOP」で取り扱われるJA兵庫南の農産物は、新鮮さが特長。鮮度がいい朝一番の採れたて野菜が並ぶという。「（スイートコーンなどの）人気商品を目当てに、他市から電車に乗って買いに来られる方もいるほどです」（藤田店長）。

「ふぁ～みんSHOP魚住」では8月6日と7日に「サマー感謝祭」が行われるほか、その翌週から「お盆の売り出し」もスタート。また、お盆に備えて切り花や仏花などシーズンに合わせた品揃え・企画などが取り入れられている。

　朝一番に収穫された野菜を目当てに開店時から列ができるという、人気の農産物直売所「ふぁ～みんSHOP魚住」。場所はJR魚住駅から北西側の坂道を登って徒歩約5分。駐車場あり。営業時間は午前9時から午後4時まで。定休日は日曜日と祝日。「開店時が一番商品が充実しているので、朝一番のご来店がおすすめ」（藤田店長）とのこと。（嵐みずえ）