盲目の漫談家・濱田祐太郎「小山田圭吾さんのようなことは氷山の一角だと思う」 自身の体験から語る | ラジトピ ラジオ関西トピックス

盲目の漫談家・濱田祐太郎「小山田圭吾さんのようなことは氷山の一角だと思う」 自身の体験から語る

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 よしもと漫才劇場などで活躍する盲目の漫談家・濱田祐太郎が、自身のラジオ番組、よしもと☆のびしろアワー『濱田祐太郎のぽこいちラジオ』(ラジオ関西)で、差別的な扱いを感じた経験を語った。

写真左から、濱田祐太郎、エルフ荒川、、エルフはる

 いつもは何が本当の話か分からなくなるほど濱田祐太郎の妄想爆発トークが魅力の『ぽこいちラジオ』だが、そのときだけはこう前置きをした。

「真面目な話をするわけじゃないけど、たまたま自分と重なることがあった」

 お笑い芸人ということもあり、視覚障がいについてイジられたりすることには比較的寛容な濱田。しかし、過去にたった一度だけ、とあるスタッフから障がい者差別的な扱いを感じたことがあるという。具体的な内容は言及しなかったが、心の傷として残っていた。

 そして先日、とある福祉チャリティー番組からオファーを受けたのだが、たまたまその差別的な扱いをしたスタッフが番組に関わっていることを知る。

 いくら芸人とはいえ、福祉チャリティーをうたった番組にそういうスタッフが関わっている事に違和感を覚えた濱田は、その番組の別のスタッフとしっかり話し合いをし、丁重に出演のお断りをした。

 このほど、ミュージシャンの小山田圭吾さんが、過去の障がい者いじめが明るみに出たことで、大きな批判を浴び、東京五輪の直前に開会式クリエーティブチームを辞任する事態となった。

 そのことを受けて、自身におこった出来事と重なったという濱田は、「たぶんこんなことは氷山の一角にすぎないと思う」と率直な心境を語った。

※ラジオ関西 よしもとのびしろアワー『濱田祐太郎のぽこいちラジオ』2021年7月30日放送回より


■ラジオ関西「よしもとのびしろアワー」公式ブログ
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