迫力満点 ティラノサウルスに迫る!「ティラノサウルス展」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

迫力満点 ティラノサウルスに迫る!「ティラノサウルス展」

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 最強の恐竜とされ、食物連鎖の頂点に君臨した「ティラノサウルス」に焦点をあてた特別展「ティラノサウルス展〜T. rex 驚異の肉食恐竜〜」が、大阪市住之江区の大阪南港ATCホールで開かれている。2021年9月5日(日)まで。

 ティラノサウルスの仲間は、全長数メートルの存在から1億年以上をかけて、食物連鎖の頂点に至るまでの進化を遂げた。特別展では、福井県立恐竜博物館の監修のもと、最新の研究成果を踏まえて様々な角度からティラノサウルスの姿に迫る。

 1902年、アメリカのモンタナ州で、それまで知られていない大型恐竜の化石が発見された。これが1905年、ティラノサウルスと名付けられた。

 会場で目を引くのは、5体ものティラノサウルスの全身骨格復元。それぞれの化石の発掘の経緯のほか、大きさやケガの痕など個体による違いも紹介する。

 このなかで日本初公開となるのが、愛称・アイヴァン(IVAN)。2005年にアメリカ・サウスダコタ州で発見されたものだが、頭骨は見つからず、別の個体のものがつけられている。ティラノサウルスが獲物を追いかける様子を再現した珍しい復元骨格で、今にもエドモンドサウルスに襲いかかりそうな様子は迫力満点だ。

 このほか、ティラノサウルスが生きていた時代に生息していた、トリケラトプスやディプロドクス、カタノサウルスといった大型恐竜の全身復元骨格や、ティラノサウルスはほかの肉食恐竜とどこが違うのかを比較するコーナー、リアルサイズのティラノサウルスが蘇る映像体験もあり、大人から子どもまで楽しめる内容となっている。

 なお、この特別展は昨年開催予定だったが、今年に延期されたもの。会場内では、人が密にならないよう、滞留制限が行われている。


◆ティラノサウルス展 〜T.rex 驚異の肉食恐竜〜
会場 大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北2-1-10)
会期 2021年7月17日(土)〜9月5日(日)
休館日 なし
※新型コロナウイルスの感染状況によって開催内容に変更が生じる場合あり
【大阪南港ATCホール 公式HP】

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